超党派議運より党議拘束緩和が実際的だ
北川元三重県知事らが「地域、生活者起点で日本を(洗濯)選択する国民連合」を提唱している。
衆参ねじれで、与党がごり押しで法案を通せなくなった状況を打破しようとの知恵であろう。
国会での審議は、党の意思に縛られるから、院外で自由に討議してもらい、そこでまとまりれば法案化するという超党派の組織を造ろうとするものである。
これは、ガソリンに対する「暫定税率」撤廃の可否を巡って与野党いずれにも、それぞれの党議とは異なる意見があることなどに注目した問題意識から生まれた構想であろうと思う。
しかし、そのような組織ほ造ったとしても、出てくる議員は党の決定に従った主張をすれば院内審議と何も変わらないことになる。
それよりも、現在のような党議にしばりつける「党議拘束」を緩めて、党議に反する投票をしても、それを罰することをしないことにするほうが余程実際的なのではないか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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