真木子です。

「キャラソン七番勝負!」ということは、理央とメレも歌うのね。
ギャバン(違)を闇討ちしたのは誰かという、いかにもな伏線に、
まったく反応しない登場人物たち・・・

CMにヒカル先生が。
最初は電王関係で電車つながりなのかと思いましたが、テレビマガジンでした。

第43話「サムシング・ミッシング」
今回のOPは「えーやん、えーやん、スゴイやん」

あらためて見ると、前回の全車連結、なんでゴウカをキングライナーに
収納する必要があるんだとか、連結状態でプロペラ回してどうするんだとか、
いろいろと疑問が・・・
まあ、オモチャの宣伝と言えばそれまでですが。


駅長が持ってきたアタッシェケース。中からまぶしい光とともに現れたのは、
金のスプーンセット・・・
「これが分岐点の」と真面目に感心する良太郎に、首を振ってみせる
コハナちゃん。
オーナーだけは本気で驚嘆してる。「その一匙は、チョモランマをも制すると
言われた、神のスプーン、フルセット!」
チョモランマを掘るんですか、スプーンで?
ちなみに、本人のブログを見ると、エキチョウ(と書くらしい)の著書には
「駅長探偵事件簿シリーズ127 消えたスプーンを追え」なんてのも:-)
あらためて分岐点のことを訊く良太郎。
駅長はナオミちゃんのコーヒーを断り、手品でティーカップを取り出す。
「サービスとして、結論を申しあげますと・・・桜井侑斗なる人物を分岐点の
鍵とするのは、疑問があります」

アルビノレオイマジン(レオイマジンそのまま色違い)を従えて、また
高いところに来たカイ。
「桜井侑斗1人消すのに、なんでこんな手間取ってんだ〜。おかしいだろ、
これ」
時間を変えるなんて簡単、とカレンダー帳を開いて日付を叩く。ページが
揺らぎ、目を付けた家は焼け落ちた。
屋上から仰向けに落ちながら、新たなイマジンを送り出す。

桜井が分岐点の鍵ではないとすると、ゼロノスの矛盾はなくなるが、やはり
疑問は残る。
姿を消す前後に何かがあったはずと言われて、良太郎は、覚えている範囲では
特にないと答えるが・・・
桜井が姿を消した時のことも、愛理が記憶をなくした時のことも、証言できる
のは良太郎しかいない。そのたった1つの証言が、間違っているとしたら?
「どうも妙ですよ〜。なにか重大なことが、抜け落ちているような」

デンライナーを降りてさらにハナと話し合っていると、モモが練習しようと
誘いに来た。
「俺と良太郎はな、これからもガンガン戦ってかなきゃなんねえんだよっ」
砂人形じゃ、ハナちゃんにかなうわけなし。しかし、女の子に「野郎」は
ないだろ。

土管と並んで停車しているゼロライナー。侑斗は土管の中、デネブは外で
焼き芋。
「俺、侑斗が決めたって言った気持ちが、わかった。愛理さんを、
守らなきゃあな」
「勝手に妄想すんな」
「侑斗!俺も決めたぞ! もうぐずぐず言わない。何があっても、侑斗と
一緒に戦う! 最後まで」
「・・・もっと早く決めろ」ちょっと照れてます。
そこに通りかかった子供たち、「あ、桜井侑斗!」前回のキャンディー効果だ。
笑顔を作って手を振ってやってから、デネブを締め上げる侑斗。

悲鳴を上げる男・大崎に、アルマジロイマジンが迫る。
「切ってほしいのが、おまえの望みなんだろ?」
「違えよ、俺は、白岡組の奴とは、縁を切りたいって」
「あーはは、切りたいって言った。いま言ったぁー」
ガキだな(^^;
「痛ーい切り方と、痛くなーい切り方、どっちがいい?」
「・・・痛くないほうで」
痛くない切り方なんて、あるわけねーと言われ、大崎は気絶。扉が開いた。
「つながっちゃった。あーあ。でも、切っちゃお」
だが、M良太郎が駆けつけたので、アルマジロはさっさと過去に跳んだ。
チケットを受け取り、駆け出そうとしたM良太郎の前に、カイが現れた。
「おまえさ、ずっとソレにくっついてるけど、いつまでも続かないって、
わかってる?」
「・・・」
「イマジンの時間がこの時間につながらなかったら、おまえら根無し草
みたいな奴らは、やっばいんじゃないかなぁ」
「・・・つまんねえ話聞いてるほど暇じゃねえんだよ。行くぞ」
「なあ! そうだろ? イマジンはみんな、消える」
指を鳴らすと、ビルが1つ、崩れて消えた。
モモを追い出し、詰め寄る良太郎。思わず掴みかかると、暗示するように
崩れた砂だけが手に残った。
「知らなかったぁ? 過去のない未来は存在できない。この時間が手に
入らないなら、消えるしかないだろ」

過去へ向かうデンライナーの中で、あらためて追及する良太郎。
ウラは消えないために良太郎に憑いたはずだったのに、無駄だったのかな?

2005年6月25日。ヤーさんたちに責められていた大崎から、
アルマジロ出現。
さっそく破壊活動を始めるが、間もなくデンライナーが到着。
だが、良太郎はまだ迷っている。
『戦えば、モモタロスたちは消える。でも、戦わなかったら・・・』
瓦礫の下敷きになっている人々を見て、やらなきゃ、と変身。
鉄球をはじき返したり、けっこう動きは機敏なライナーフォーム。
『良太郎、チャンスだ。必殺技いけ!』
だが、ためらっているうちに反撃を受けた。
そして、電仮面ソードを地面に置く電王。
『おい、待てよこら。なにやってんだ』
丸腰で何度もタックルするが、力では全然かなわない。たちまちピンチに。
吹っ飛んだ近くに、桜井がいた。
「お〜、いいところにいた。まとめてやっちまおう」
危機一髪、ゼロノスが駆け込んで電王を救出。
黙って去っていく桜井。

カイは首をかしげている。
「なんで、アレより野上を」

手ごわい相手に、連携が必要と判断したゼロノス。
「野上!いつでも必殺技うてるように準備しとけ。俺が奴を追い込む」
銃撃にアルマジロは、「全然痛くないんだよ」
「今だ!」
だが、電王は必殺技を使わずに、突っ込んでいった。
しかし、かなうはずもなく、ついに倒れて動けなくなる。
ゼロノスと駆けつけたデンライナーで脱出。
「まだ物足りないよ!」

寝かされる良太郎。心配げに寄ってくるリュウタロス。
侑斗とモモタロスは怒っている。
「おいっ。おまえ、どうしてあそこで必殺技使わなかったんだ」
「俺たちが消えるかもしれないからか。そんな戦いできないとかってやつかよ」
「・・・ちょっと違うけど」立ち上がる良太郎。
「けど、なんだ」
「一緒に戦うわけにはいかないと思った」
「・・・なんだと」
自分の存在を消す戦いは認められない、ってとこかな?

その頃、アルマジロはデンライナーにしがみついていた。
「お邪魔しちゃおうっかな〜」

カイは、「なんか変だな〜。うん、変って気がする」

「願いを言えば、モモタロスたちは僕から出ていけるよね」
「てめえ・・・」
にらみ合ったまま、続く。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp