血液製剤「フィブリノゲン」による薬害肝炎問題で19日厚労省に踏み込んだ菅直人が、厚労省が「ない」と突っ張っていた投与患者のファイルを引き出した。
 製剤の使用量から逆算すると、投与された患者は28万人にものぼる、という。この全員が「C型肝炎」に感染しているということではあるまいが、そのリスクは充分あるのだ。
 「投与患者全員に通知せよ」という菅直人の要求に対して、枡添は、努力すると答えていたが、何でも前向きな答えをする枡添だが、責任を持って是が非でも実行すべきだ。
 厚労省官僚は、隠蔽の事実を突きつけられて、患者の生命にかかわることなのに、「医療機関のプラバシ−もある」などとバカ丸出しのことを言ったり、当時の責任者で、厚労省関連機関に天下って甘い汁を吸っているOBは「忘れました」の一点張りで逃げようとしているが、「ミドリ十字」と隠蔽の画策をしている、文書さえも発見されているのだから、その悪質さは明々白々である。
 枡添は、こいつ等も、枡添得意の「牢入り」に処すべく動くべきだ。
 村上新八