"Sin'ya" <ksinya@quartz.ocn.ne.jp> wrote in message news:ffee61$io2$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  中村正三郎のホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/) で
> 紹介されていたマグネシウムが有望かもしれません。
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調べてみました。要は、
・レーザーには光エネルギーによってレーザー物質を励起させて発振する種類の
 レーザーがある。
・従来は光エネルギーをレーザーエネルギーに変換する効率が悪かったのだが、
 最近は改善されてきた。
・だから従来より弱い光源でもレーザーを発信させることが出来るようになり、太陽
 光線を集光してレーザーの光源に使えるようになった。
・出力されるレーザーのエネルギーは、元の太陽光のエネルギーよりも当然小さく
 なるのだが、レーザーは非常に小さな焦点に集光することが出来るので、その焦点
 では千数百度と言う高温を得ることが理論上は可能だ。
・その高温を利用して塩化マグネシウムを直接還元してマグネシウムを得れば、間接
 的に太陽エネルギーをマグネシウムの形で取り出したことになる。
・太陽電池で発電し、それを蓄電池に充電して利用することを考えた場合、充電ロスが
 発生する。また蓄電池の極板には寿命がある。
・直接還元して得られたマグネシウムを極板に利用して電池を作った場合、充電ロスが
 なく、極板ごと交換するので極板寿命を気にする必要がない。
 トータルの効率で、太陽電池を上回ることが可能かもしれない。
ということらしい。
理屈の上では筋は通っており、今後の技術開発次第では太陽エネルギー利用の本命
になるかもしれない。
研究開発が待たれるところでしょうね。