西武不振の「戦犯」?は
> 何よ!ライオンズの体たらくは! 楽天の後塵を拝して、低迷の5位という
> のは何年ぶりだ! 戦犯は誰だ!
さて、「戦犯」は誰でしょう?
新聞には「西武は松坂の穴を埋められなかった」などと書いてある。しかし、
これはおかしい。考え方の問題もあるが、涌井は17勝して最多勝投手となり、
また、ルーキー岸も楽天の田中と新人王争いをする好成績を収めたのだから、
この二人で十分に松坂の穴を埋めたと言えるだろう。
しかし、他の投手陣は頼りなかった。エース西口は4月だけで5勝をあげ、そ
の月のパリーグ投手部門の月間MVPを受賞したにもかかわらず、その後調子
が上がらず、結局年間を通じて9勝に終わってしまった。その他の投手陣はこ
れといった活躍が出来なかった。
結局、涌井、岸でしか勝てないような状態が長く続き、負けが込んでいった。
投手陣に問題があっても、打線が好調ならなんとかなる面もある。しかし、今
年はクリーンアップの成績が、極端に悪かった。
ほぼ、3番・中島、4番・カブレラ、5番・和田というオーダーだったが、例
年と比べると、この3人のホームランは極端に少なかった。ホームランでなく
とも、タイムリーが出ればいいのだが、特に5番・和田は併殺打が多く、チャ
ンスを潰してしまうことが多かった。併殺打が一番多かったのは楽天・山崎ら
しいが彼はホームラン王となり、打点も多かったが、和田はそれに次ぐ併殺打
の多さで、ホームランは少ないし、打点も極端に少なかった。
選手の起用にも良く分からないことが多かった。たとえば、シーズン序盤にリ
ーファーが大活躍し、チームも好調だったが、投手にジョンソンを入れ、外国
人選手枠の問題からかもしれないが、リーファーを2軍に下げてしまった。し
かし、投手のジョンソンはほとんど活躍らしい活躍をしなかったから、この入
れ替えは理解できないものとなった。シーズン中盤の連敗が続いたときにはリ
ーファーは出場していない。シーズンも終わり近くなってから、リーファーを
1軍に復帰させたが、かなりの活躍を見せた。怪我をしたわけでもないのに、
何でこんな選手をずっと2軍に置いておいたのか、理解に苦しむ話だった。
また、概して伊東監督の采配は、不調の選手をねばり強く使うというもので、
これは本人の再起を願ってのものかもしれないが、選手の方ではその期待に応
えないケースが多かった。逆に好調な選手も少し使っただけでまた2軍におと
してしまうということも多く、どういう理由があるのか観客には分からないが、
理解不可能な采配が目立った。
チーム別ホームラン数や、チーム別盗塁数などは他チームより多かったが、試
合の勝敗を左右するものにはならなかった。
昨シーズン、松坂が「球際に弱い打者が多い」などと打撃陣への不満を口にし、
物議をかもしたことがあったが、その傾向は今年も変わらなかった。全体の傾
向として打者にはねばり強さが無く、簡単に三振を取られてアウトになること
が多かった。
特にチャンスで打席に立った場合、プレッシャーに押しつぶされているような
選手が多く、凡退に終わるケースが目立った。
近年の西武の選手は、坊ちゃんタイプが多く、野性味に欠け、打席に立っても
相手に与える恐さというものがない。ただ何となく打席に入っているだけ、み
たいな印象を与える。表情から必死さが伝わってこない。気合いが入っていな
いように見えるから、観客席には「気合いを入れろ」などと書いた横断幕を掲
げているファンもいた。
総じて、今季の西武は何もかも悪かった。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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