真木子です。
バエの実況に、そんな深い意味があったとは・・・
しかし、本来なら等身大のハエ男だったと思うと、ちょっと嫌(^^;

第31話「愛・ニード・侑」
新聞では「愛に金必要」。今回の内容ではこっちが正しいかも。

突き出したクレーンから契約者をロープでぶら下げて、からかっている
ラビットイマジン。さすが金田監督、無茶させます(^^;。下が水なのは、
ちょっとだけ親切かな。
白ウサギになってるけど、いつかのカメの使い回しなので甲羅模様:-)
「すぐにこいつが切れる。望みどおり、空を飛べー!」
「いやだー、助けてくれ。落とさないでくれ。頼む」
「いやだね。契約完了」
そこに割り込む侑斗とデネブ。だが、最後の回数券を使うのを
ためらっているうちに、白ウサギは過去に跳んでしまった。
ロープが切れかけている。やはり変身するしかないか、というところで、
良太郎が到着。キンタロスの力で切れたロープを掴んで引き上げる。
そのままアックスフォームに変身、デンライナーで過去へ。

日付がすぐに消えてよく読めなかったけど、2004年7月26日かな?
結局なんで空を飛びたいと思ったのかは不明、すぐに戦いに入る。
「俺の強さに、おまえが泣いた!」
「ふん。最後に笑うのは俺だぜー」
「悪いな!笑うのは俺や!」
いつまでも邪魔できると思うな、と言いつつ、ダイナミックチョップで
立ち木ごと真っ二つにされる白ウサギ。

戻ってきた良太郎、カードのことを聞くが、侑斗は無言で去っていく。

ミルクディッパーで呆然とする良太郎。
目の前で、次々と「差押」の赤札が貼られていく。
知らないうちに、愛理が借金の保証人にされていたらしい。どうやら
仕組まれた気配もある。
「あの、借金て、どれくらい」
尾崎と三浦も自分の財布をチェックするが・・・
「1千万」
良太郎、失神。
愛理はいつも通り、のんびりとしている。
例の望遠鏡に手が伸びるのを見て、良太郎が飛びついた。
「待って!すいません、これはダメなんです」
「ダメとかなんとか言える立場ですか」
望遠鏡を抱えて逃げ出す良太郎。

外でもみ合いになっていると、バイクから降り立つスーツ姿の色男。
「ちょっと!こんな青少年に乱暴しちゃダメでしょ。うん?」
男たちを殴り倒す。
「すいません、社長!」
そして、まっすぐ愛理のところへ。
「愛理さん。久しぶり」
「えっとぉ」
「忘れるなんてひどいなぁ。君の婚約者になる男なのに」

「あいつ、なに言ってんの。僕ちょっとやっつけてくる」
慌ててリュウタロスを抑える一同。

「思い出してもらえないかな〜。2年前だよ。愛理さんがコーヒーの勉強で
喫茶店に勤めてた頃。いたでしょう、常連で、いい男が」
そんな前から、とひるむ三浦&尾崎。やっぱりこいつらは新参者か。
「・・・あ、藤代さん?」
「そう!よかった。僕のことまで忘れちゃったのかと思った」
その言い方に引っかかる良太郎。
「まあ確かに、あの頃の僕は、顔がいいだけの男だったし、愛理さんに
ふられたのも当然だ。でも今は、それなりの男になりました」
名刺と、さらに借用証書を差し出し、お互い幸運だと言う。
「だって、僕は、愛理さんと婚約できて、すごくハッピー。で、愛理さんは、
僕という頼れるパートナーができて、おまけに借金チャラ。すごく、ラッキー」
指輪まで差し出して、「良い返事をお待ちしております」
某悪徳弁護士の同類っぽいな。

「良ちゃん。覚悟決めないとね」初めて見る愛理さんの真面目な反応。
指輪を持って、色男を追う。

愛理を追って尾崎たちと出てきた良太郎だが、リュウタロスが呼びかけてきて
慌てて店内に。
「リュウタロス。ダメだよ、そこにいて」
『だって、お姉ちゃんが』
「助けてほしいときは呼ぶから」
『呼ぶ?良太郎が僕を呼ぶの?』今まで呼ばれて出てきたことないもんね。
「うん。呼ぶよ」

これで落ち着いたリュウタロス。あとの3人、ぐったり。
とはいえ、藤代が気に入らないのは皆同じ。

侑斗が現れた。やはり店内を見て呆然。

色男はバイクマニアらしい。金田監督だし、バイクアクションに期待ね。
やっぱり人間は地位と金とルックス、などとナルシストしてるところに、
光が飛び込んだ。
「手頃だな。適当に契約するには」
アントホッパーイマジン。そんな虫いたか?と思ったら、アリとキリギリスか。

借金のかたに婚約を迫られていると聞いて、呆れる侑斗。
それ以上に良太郎が心配しているのは、藤代が桜井と愛理の事情を
知っているらしいこと。
「おまえ、思い出してほしくないのか?」
「忘れたままでいいはずないと思ってるよ。でも、思い出したときに、
もしまた・・・」

「愛理さん。こんなに早く来てくれるとは思わなかったな。いや、あの頃から
案外、決断は早いほうだっけ。桜井君の影響だったのかな」
愛理はかすかに首をかしげるだけ。
「ほんとに覚えてないんだ」

元婚約者になる予定の人物の意見は、
「将来、自分のそばにいるはずの人間が、自分の存在も覚えてなかったら、
おまえ嬉しいか?」
そこに、アリキリギリス出現。手を振って招く?
緑と黒で、触角があって、ジョーカーにゴキちゃんを混ぜたような感じ。
実体化してるってことは、何か契約したのか。最初のシーンでは藤代に
姿を見せなかったけど。

良太郎は愛理のことを侑斗に頼み、リュウタロスを呼ぶ。
「えっ。あー!呼んでる♪」
相手が藤代じゃないので文句を言うかと思ったけど、案外真面目に、
侑斗を見つめて、
「おまえ嫌いだけど、お姉ちゃんはちゃんと連れ戻して。じゃないと僕、
許さないよ。いい?」
「・・・ああ」
R電王がデンバードで去ると、侑斗はデネブを呼んだ。
「よかったなあ。すごい友達みたいだったなあ。いや、もう、友達か!」
電王のフォローに向かわせる。

「どこ行っちゃったのかな〜」
操車場に並んだ車両の下をのぞいてみたりしながら、イマジンを捜すR電王。
のんびり歩きながら、銃を組み立てる。
「なーんてね。見ーつけた」
振り向きざまに発砲!
「電王の銃使いか。ガキのようだが」
「ガキじゃないよっ」
「確か4体いるんだったか。おまえを倒せば全部倒したことになるのか。
それとも1匹ずつやらないとダメか」
『もしかして、最初から僕たちを狙って』

色男に指輪を突き返す愛理。借金は他から借りてでも返すと宣言。
「どうしてだよっ!2年前のあんたは、桜井のことしか目に入っていなかった。
だから引き下がったんだ。でも今はもう、桜井はいない」
「桜井って、良太郎の友達の?」
「ほら。覚えてもいないじゃないか。あんたの婚約者の、桜井侑斗だよ!」

その頃、侑斗は必死で走っていた。バイクは変身しないと使えないのか?

もらった!と思った瞬間、背後に現れたもう1体の攻撃を受ける電王。
アリとキリギリスが半分ずつだから、2体作れるわけね。
左右反転になるかと思ったけど同じだなーと思ったら、実は着ぐるみは1体で
合成ですって。一応、後から現れたバカっぽいのがキリギリスで、最初の
真面目な奴がアリの性格ということらしい。
ダメージを受けたところに、さらに2対1の攻撃を受けるR電王。
『リュウタロス、僕たちだけじゃ無理だよ。モモタロスたちに』
「そんなことは、ないっ」
銃をはじき飛ばされ、倒れる電王。デネブは何やってんだ、遅いぞ。
デンライナー組も呼びかけるが、それでも譲らないリュウタロス。
しかし、もう起き上がれない。
「あっれー?もう終っちゃったー」
「やはり子供だな。むきになりすぎる」

「僕はね、桜井侑斗が大っ嫌いだったんだ。天文バカで、金もなくて、
俺より年上のくせにガキっぽくて。そのくせ、いとも簡単にあんたを
ものにしちまった」
愛理の脳裏に、誰かと楽しんだクリスマスの光景が・・・
「桜井・・・?」

侑斗は藤代の部下たちともみ合っている。

立ち上がることもできないまま、袋叩きのR電王。
転がっているデンガッシャーに必死で手を伸ばす。
「僕・・・いいよね。答えは・・・」
動かなくなった。
アリが馬鹿笑い・・・


愛理さんがメインのせいか、ハナちゃんの出番なし。
夏休みかな。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp