欽ちゃん、感動をありがとう。

小泉以降、日本に蔓延した勝ち組負け組論に代表される
自分さえ良ければそれで良いといった価値観に対して
欽ちゃんがマラソンを通して見せた精神というものは
明らかにそれとは一線を画していたと思います。

本来、日本人の美徳であった相互扶助の精神というものを
マラソンを通してみた気がします。

・東京さえ良ければ地方なんてどうでも良い。
・大企業が儲かっていればその他多数の
中小零細企業がどうなっても良い。
・1番以外価値はない。
・金持ちは減税しても低所得者からはもっと取れ。
・格差が拡大して坊ちゃん政治家には何の関心もない。

そんな価値観が蔓延しているところに桑田や欽ちゃん
なんかの頑張りを見たりすると、やはり人間と言うのは
1人じゃなくお互いに助け合いながら生きなければならない
んだということを教えてくれます。

欧米かぶれの価値観では多くの人が不幸せになってしまいます。

ここへ来て、行き過ぎた小泉イズムの反動が様々なところに
出てきているのかもしれませんね。