尖閣諸島事故 「開戦も排除しない」 議会答弁で台湾首相
毎日新聞 2008年6月13日 19時45分

【台北・庄司哲也】沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島(台湾名・釣魚台)付近の
日本領海で10日、台湾の遊漁船が日本の巡視船と接触し沈没した事故をめぐり、
台湾の劉兆玄・行政院長(首相)は13日、日台間の領有権争いに関する議会答弁で
「最後の手段として開戦も排除しない」と発言した。

立法院(国会)は12日、尖閣諸島周辺への軍艦派遣の要請書を国防部(国防省)に提出した。
台湾で対日抗議の声が高まっており、馬英九総統も尖閣諸島の領有権問題で強い姿勢を
示さざるを得ない。
台湾では05年6月にも日本の漁業取り締まりの強化に抗議し、フリゲート艦を「視察」名目で
派遣している。




 日本と台湾を戦わせるための中国の挑発かもしれないが、
 この状態が続くなら、いずれ台湾が中国に吸収されるだろう。
 日本政府は早急に情報収集し、
 急接近する台中関係について再検討しなければならない。