新年明けましておめでとうございます。
てつたろです。
今期は早いぞ、冬の最終回寸評です。
# といいつつ、渋谷さんが先に記事を書いていますが ;-p

第三四半期(3Q=10月〜12月)末(=12月末)頃に終了したアニメに
対する寸評です。

番組一覧は芳賀さんの記事のリストを流用させて頂いています。
# 毎度ながらお世話になっております。m(_ _)m

基本的に早く終わった順ですが、放送局が多い番組は実際の視聴と
時期が前後するかもしれません。
ご了承ください。

番組の内容に触れる場合もあるので、あわせてご承知おきください。

評価基準は
 5:録画を残しときたい。(あるいは「残しときゃよかった」もあり)
 4:全話視られたら満足。見逃したら悔しい。
 3:まあまあ。見逃してもあまり惜しくない。
 2:つまらん。切り捨ててもよかった。
 1:こりゃ酷い。視なきゃよかった。
(+ 幻の"6"=「DVD、絶対全巻揃えてやる」)
に、+/-も加えて評価しています。
# "1"も、通常は「そう思う」前に切るので実質「幻」ですが。

前置きはここまで、本編いきます!

06/11/4(土)
◆ケモノヅメ WOWOW BS5 24:30
未視聴、というか未契約のため見られず
# 一寸旧いけど、秋に書いていなかったのでここに入れます。

06/11/24(金)
◆Black Blood Brothers MXTV   14ch 23:30 (他)
評価/4-
「続編がある」という前提で、現時点での中間評価。
# もし、「ここで終わり」なら"3-"ぐらいでいいかも。
# 結局、何の決着もついていないし。

ちなみに原作未読です。
# 視るまで「腹黒いアニキに弟や周りの人間が振り回される話」
# かと思っていた……^_^;;;
悪くはないけど書店に駆け込みたくなるほど惹かれるものでもなし。

小太郎の正体は結構早いうちに薄々気付いていましたが、「血を
返す」は結構重いネタです。

そういえば、"Black Blood"という割に流れる血は朱かったなぁ。:-p

06/12/17(日)
◆N.H.K.にようこそ! 千葉テ 46ch 24:00 (他)
評価/4-
非常に評価に悩む作品でした。
主人公のあまりのバカさに大笑いしながらも、
……イラつかせられます。

コミックだったら、一巻を流し読みして切り捨てることも出来た
かもしれませんが、毎週視ているうちにどうにも切り捨てることが
出来なくなくなってしまいました。

笑えるというより、妙に心許なくなって悶えたくなる、稀有な
作品でした。
# 「悶えたくなる」あたり、私にも同族意識があるのかなぁ。

06/12/18(月)
◆らぶドル Lovely Idol テレ玉 38ch 25:30 (他)
未視聴
「業界」ものは一寸……

06/12/19(火)
◆ちょこっとSister テレ玉 38ch 25:30 (他)
評価/4+
「恋風」のように「そのネタ」に正面から取り組んでいる作品は
兎も角、「なんとなくインセスト」な雰囲気で売ろうとする作品
には幾分食傷ぎみです。
が、この作品の場合、血の繋がりがないにも係らず恋愛対象として
の「兄妹」は描かれないのが特徴的でした。
お兄ちゃん盲従で無垢な妹、ツンデレお嬢様、ドジで巨乳な管理人
さん、無表情メイドなど、使い古された素材を投入しながらその実、
どこかホッとするストーリーを展開する。
終わって思うのもやはり、「雑破業、やるな!」;-)

ラスト(と言うか、オマケだな。あれは)のオールスター特番も
見ごたえあり。
しかし、サンタが何で下宿暮らしでパチンコとかしてるんだろう。
というより、クリスマス以外ってなにしてるんでしょうかね、あの
人は。:-)

◆くじびきアンバランス テレ玉 38ch 26:00(他)
評価/4
ほのぼのギャグに見えて、後半結構ハードな展開を魅せます。
あれでよく人死にが……あ、出たか。

奥の「深そう」な設定が見え隠れしていますが、1クールじゃ全部
魅せ切れなかったのがちょっと残念。

それでも、主要メンバは残り、無事に生徒会の権限引継ぎまで
済ませました。
# それにしてもヘルメットが似合わないなぁ、千尋ちゃんは。

「第一期」は視ていませんが、「げんしけん」特典以外の話って
OVA化されないんでしょうかね。

◆BLACK LAGOON second barrage tvk    42ch 25:45 (他)
評価/5
前期にも増して過激だった今期。
双子の話はちょっと辛かった。
未だにDVDのCMを視ると心がシクシクと沁みてきます。

これで"ピー"がなければ快挙なんですがねぇ。
# いや、無理なのは判っていますが、それでも惜しい。
# でもどこかに、あの"ピー"で何を言っているか、解説したサイト
# はないものでしょうかね。;-p
## これは前にも書いたネタなのでこの辺で。

雪緒ちゃんの言動はそのまま受け取ることができない私。
どうみても悪い目しかでない賽を頭のいい雪緒ちゃんが好き好んで
投げるとは思えませんので。

それでも、銀さんと二人の戦う時間が持てただけ、投げた賽の目の
中では「いい目」がでたと思っています。

最期は出来れば「銀さんを連れて人目につかないところで自刃」の
ほうがよかったのですが。
# 警察に司法解剖される雪緒ちゃんは想像したくないなぁ。;_;

06/12/20(木)
◆働きマン フジ   8ch 24:45
一話のみ視聴
家に帰ってまで「仕事」の話を視るのは一寸……

◆夜明け前より瑠璃色なCresent Love BS-i  BS161 26:30 (他)
評価/3-
「キャベツ」や「ギャグシーンの省略顔」は特に文句はありません。
ええ、ありませんとも。

だから、あの最終回EDの修正には「クライアントに冤罪を認められた
弁護士」の気分を味わっています。:-p

# むしろシリアスシーンの顔の違いのほうが気になった。
# 一話づつなら気にならなくてもあんな風に並べられると、ねぇ。
# どうせならそっちを直せよ!

なにより私としては、「先の読めるストーリー展開」が不満でした。

「伏線」というにはあまりにミエミエな途中の「昔話」に、ラスト
で「あの人」が「デウス・エクス・マキナ」のように登場して問題
を一気に解決……となる可能性は高いと予想していたのですが、
まさか死人(もしくは瀕死の重体)を傷ひとつなく蘇生させるとは……
まさに「デウス・エクス・マキナ」orz

「地球と月を赤い糸で結んで指輪に通す」ラストは悪くないけど。
# 「あの赤い糸は何?」ってのは些細なことでしょう。
# どうせ異星人のオーバーテクノロジーを使っているんでしょうし。:-p

06/12/21(木)
◆銀色のオリンシス テレ玉 38ch 25:30 (他)
評価/3+
セレナは月の女神、テイア(テアの語源と思われる)はその「母」
なので、てっきり親娘関係かと予想していたら同一人物とは。
予想の上を超えて欲しいとは思ったけど、予想の下を行かれるとは
思わなかった。
# 尤も、アーティのテアに子孫が残せるか、って問題もありますが。
# ……そういえば、トキトがコウイチの子孫ということは、アルに
# 殺される前にコウイチには……

## そういえば、「アル」の語源は「アルテミス」なんだろうな。
## アルテミスは女神なんだけど、まあいいか。

結局、テアとトキトがどうなったかも明かされずに終りました。
少なくともテアは100年後まで生き残っていたわけだけど、トキト
は普通の人間なわけだから……ハッピーエンドは難しいかな。

うまい終わらせ方が難しいとはいえ、あれで終わったのはどうにも
消化不良の感が強くて減点。

◆009-1 TBS  6ch 25:25
未視聴
大昔に本屋で「009に続編が出た!」とぬか喜びした記憶アリ。
# 石ノ森先生がご存命の頃だったので、あり得る話でした。

「タイトルのみ自分でオマージュ?『くノ一』?」
と判ってガッカリしたので、未だに「009ノ1」にはいい印象なし。

# 「東西冷戦」時代の作品をそのままの設定でもってきても
# 今時ピンとくる人はいないだおうなぁ。

◆あさっての方向。 TBS  6ch 25:55
評価/5+
「録画残しときゃよかった」の"5+"
OPのクサいモノローグに「内容もクサいだろう」と騙されたかも。
「大人」椒子さんの一寸意地が悪いところも、当初マイナスイメージ
だったし。orz

# 話が進むに従って「当初の態度」も納得できるようになったし、
# 何より次第に棘がとれていく変化が好感。
## 子供に戻ったことで色々なことが出来なくなった分、却って
## 心に余裕ができた、のかな。

「椒子さんとからだちゃんの心の問題が片付いて、納得できる回答
が得られたら自然に元に戻る」と予想したのですが、一瞬、「あれ
戻らない?」と思わせて、ああいう「回答」を用意していたとは。
「予想を上回る、うれしい誤算」とはこういうことを言うんです。

ギャルゲーに似た雰囲気ですが、色々なカップリングを模索する
恋愛ゲームにはなりえませんね。
# 尋とからだのカップリングも、この世界ではミスマッチだし。
# あ、でも、テツとからだのカップリングも「小学校低学年に
# からむロリ高生」に見え見た目怪しい。

きっちり区切りがついた綺麗な終わり方も好印象。

◆はぴねす! 千葉テ 46ch 25:55 (他)
評価/3+
テカテカほっぺの春姫が妙に可愛いのですが、ストーリー的には
平凡。
「皆、オラに力を貸してくれ!」なクライマックスも今一。

雄真も背負っているものの重さに比べたら、没個性な影の薄い
キャラです。
# 扱いを視ても絶対にこいつは主役じゃないし。
# ギャルゲーベースでこれほどプレイヤーキャラの扱いの軽い作品
# って少ないんじゃないでしょうか。
# 全然感情移入が出来ないし。

雄真よりも「たまちゃん」が物凄く気に掛かります。
個々に別人格があるようだけど、「使い捨て」でもあるようだし。
特に、海の回で花火になったたまちゃん。
彼の人生(?)はあれで終わったんでしょうか?

◆Gift eternal rainbow MXTV   14ch 27:00 (他)
1,2話だけ視聴。
これと「よあるり」が「切り」候補だったけど、コメディ色が
強かった分「よあるり」が生き残り、「Gift」は切りに。

06/12/22(土)
◆バーテンダー フジ   8ch 25:45
未視聴

06/12/23(土)
◆少女チャングムの夢 NHK総合 1ch 19:30
未視聴

◆乙女はお姉さまに恋してる tvk    42ch 24:30 (他)
評価/4+
性別を偽って女子校(または逆のパターンで男子校)に紛れ込むと
いうネタは、結構古典的だと思いますが、最近また流行っている
のかなぁ。
# 「どこで」かは内緒。(爆)

古典的とはいえトンデモな設定で、ああも「ほのぼの」系の話に
出来たもんです。
# あ、「ちょこっとSister」のほうが更にトンデモな設定で
# 「ほのぼの」系か。

日常に戻ったわけだから、続編を作ろうと思えば作れそう。
卒業してその後まで見てみたい気はします。

06/12/24(日)
◆ギャラクシーエンジェる〜ん テレ東 12ch 26:00
評価/3+
前作に比べて毒が少ないですが、まあそれなりに楽しめました。
「これからもよろしく」なんて言っていましたから、また続編を
だす積りなんでしょうけど。
# 切れのいい終わり方でもなかったし。

OPの主題歌は結構好みです。

06/12/25(月)
◆爆球Hit!クラッシュビーダマン テレ東 12ch 17:30
未視聴

06/12/27(水)
◆僕等がいた MXTV   14ch 18:30 (他)
評価/5
あの終わり方なら、「東京編」が作れそうだな。

というか、いろいろな人間関係の縺れに決着をつけないままなので、
あのままの終わり方はないんじゃないかと思います。
# 原作ってまだ続いているんですよね。
# 原作はあの先まで続いているんでしょうか。

EDの曲がしばしば変わるので印象が薄いのですが、「好きだから」
はお気に入りです。
# EDで唄われたのは1回だけ、それも2番の途中まででしたが。
独り言のような優しい語り口が「フルーツバスケット」を連想させます。
カラオケにでないかな。

◆マージナルプリンス〜月桂樹の王子たち〜 テレ玉 38ch 25:30 (他)
1,2話だけ視聴。
もろ「BL」って展開じゃなかったけど、視続けるほど惹かれる
ものもなかったので。

06/12/30(土)
◆わんわんセレプーそれゆけ!徹之進 テレ東 12ch 8:00
何回か視たけど、これといって惹かれるものなし。
子供向けにしては「毒」があるようでしたが。

-----------以降1月以降--------------------------------------
07/1/11(木)
◆砂沙美 -魔法少女クラブ-シーズン2 WOWOW BS  5 18:00 (他)
未視聴
1/11以降にも書く予定なし。

07/1/28(日)
◆まじめにふまじめかいけつゾロリ テレ朝 10ch 7:00
未視聴
1/28以降にも書く予定なし。

◆ふたりはプリキュアSplashStar テレ朝 10ch 8:30
未視聴
1/28以降にも書く予定なし。

07/2/3(土)
◆TOKYO TRIBE2 WOWOW BS  5 24:30
未視聴、というか未契約のため見られず
ゆえに、感想を書く予定なし
……あまり視たいという気がおきない。

07/2/14(水)
◆奏光のストレイン WOWOW BS  5 24:00
これは「春=4Q」の部に回します。

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という訳で、現段階で冬の部の最終回寸評(といいつつ長い)は
終わります。
ストレインを別として補完をする予定はありませんので悪しからず。

総評:

結構粒がそろった感がある今期でしたが、そのなかでも頭一つ
抜き出たのが以下の3作。

1:あさっての方向。

ラストに見事な「回答」を用意してくれたことが高得点の要因。

2:BLACK LAGOON second barrage

本作も、高得点には違いありませんが、あまりに非道いゲストキャラ
の扱いが……
# ただ矛盾しますが、ゲストに下手な情けをかけたら評価はもう少し
# 低かったでしょう。
# どーせいっちゅーんじゃ、私!

3:僕等がいた

常にトップグループで駆けていた本作もラストが決まらず一寸減速。
それでも、情感に訴える切ない作品であることには違いないんです
けどね。

・ちょこっとSister
・乙女はお姉さまに恋してる
・くじびきアンバランス

あたりもいい作りをしてるし、結構実り多き秋でした。
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