現代世界屈指の外交官といえるだろう。
風采のあがらないしょぼしょぼマナコの小男であるが、
“北朝鮮”という決してイメージのよくない国家を背負いながらも、
超大国米国をはじめ、ロシア、中国などの主要五ヶ国を相手に、
互角に渡り合う、なんと見事な裁きようであろうか。

日本外交は重要な点を見過ごしている。
日米は共に北とは国交がないが、米国には国連本部があり、
米朝は常に米本国において接触できるという点、これである。
六ヶ国協議がなくても、米朝の接触だけは今後頻繁に行われる
可能性が大。
日本が自国内で日朝接触ができないのとは雲泥の差である。
「2プラス4」とかの話もあるが、もはや「2プラス3&1」ではないか。
この&1が日本。貧弱極まる日本外交のお粗末な結果だ!!