安倍首相は8日のテレビ番組で「800円で大大臣を辞めさせるのですか」と反発してみせた。赤木氏が実家の事務所費に計上している05年の水熱費が月にして800円だったからである。
 しかし、赤木氏の実家のある筑西市の水道と電気の料金は、基本料だけでも月に2655円かかるというから、月に800円というのはわけが分からない金額だ。出鱈目、適当に計上しているとしか思えない。
 何人もの不祥事閣僚を出してしまった安倍内閣だから、これ以上不祥事案は出せない、という思いで赤木を擁護しようとしているのであろうが、総理たるものは、責任を持てる発言をすべきである。
 喋れば喋るほどおかしなことばかり増えるのは困ったものである。
 思いつきでペラペラ喋るのは本人が軽薄なのだが、秘書ももっとしっかり「バカ殿」を守るべきである。
 村上新八