フレア政権かにブラウン政権に代わってーた英国で、新政権へ仁義を切るかのように、テロ騒ぎが続発している。
 ロンドンの自動車爆弾2件は未然に発見されことなきを得たが、グラスゴ−空港に突っ込んだ自動車は炎上して空港機能をストップさせた。これは乗っていたテロの一人が石油を被って点火炎上させたものであるという。手口から云ってアルカイダ流だが、その系統らしい。
 これは、ブレアからブラウンに代わってもテロは容赦なくやるぞ、というサインであるが、これらの英国におけるテロはプレアのイラク攻撃加担に由来する、ブレアの置き土産である。
 英国民は、長年にわたる北アイルランド紛争からみのIRAによる爆弾テロで慣れっこにはなっているのであろうが、それにしても、英国には100万人以上のイスラム系が住んでいるというから、そのなかかにはイスラム原理主義過激派に洗脳されたテロ志願者も少なからずいることを考えると、今後もこのような危険は続くのであろう。本当に気の毒だと思う。
 今度、ブレアが英国の特使として中東和平狭義に参加するというが、自分の罪滅ぼしのつもりで、テロの起源である中東紛争解決への貢献に死命を掛けてもらいたい。
 村上新八