久間防衛庁長官が「長崎への原爆投下は仕方がなかった」と、講演で述べた。これでソ連の北海道占領を避けられたし、日本が無条件降伏の決心がついた、という理由である。
 この発言は、「理由があれば原爆を使用してもよい」と、受けとられかねない、発言であり、唯一の被爆国であり、世界の非核を国是とする国の閣僚としては、絶対に許されない発言である。
 ましてや、彼は長崎県選出の議員である。長崎県民は、それが出来れば、リコ−ル運動でも起こすまじき問題なのだ。
 安部はいろいろ弁護しているようだが、即刻発言を撤回させ、陳謝させるか、それに応じなければ、解任すべきである。
 村上新八