仰せのとおり、冤罪は、氷山の一角。
 その被害者救済は再審開始を容易に。
 その誤認の責任追及で、再審の道が更に閉ざされることこそ、恐れる。
 その程度のミスは、分限裁判で処理。
 そもそも、放置された儘の冤罪事件の何と多いことか。
 加害者のことより、被害者のことを。
 その日本の訴訟制度は、遅れて居る。  

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
news:f5cajp$bkb$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  強姦事件で逮捕起訴され、2年数ヶ月の有罪判決を受け、刑期を勤め上げて出所
した後、真犯人が現れて、判決取り消しの裁判を受けているという世にも恐ろしい冤
罪事件が報道された。
>  この冤罪事件そのものが、物証もなしに、自白の強要、供述調書の捏造によって
でっち上げられたものであることは明らかである。
>  それにしても、その被害者の諦めの早さというか、おとなし過ぎるというか、よ
く耐え、我慢したものだと思う。
>  この判決取り消し裁判は進行中だが、そのなかで、「取り調べた刑事」の承認尋
問を要求したのに対し、判事は「判決取り消しに関係ない」としてこれを退けたとい
う。弁護士も被害者もかんかんになって怒っている。
>  判事が、真犯人が名乗り出たのだから、有罪判決の取り消しは決まっており、刑
事の尋問は必要ない、と判断した点は間違いはないと思う。
>  しかし、このような自白強要、調書捏造の経緯とそれに基づく裁判での冤罪成立
の全経緯を明らかにすることは、2年後には始まる民間人の裁判員制度このための大
切な参考事例としても、欠くべからざることであると思う。
>  その意味で、この件は、弁護士会が費用を負担してでも民事裁判に持ち込み解明
すべきであると思う。
>  村上新八
>