仰せのとおり、対面の戸別訪問を禁止して、街宣車での連呼、そして、溝板の握手、その選挙戦で、勝利するのは、容易ではありません。
 勿論、マニフェストとやら、それで、少しは改良される筈だが、名の売れたスポーツ選手や芸能人が持て囃される傾向は、否めません。
 そして、正に、リターンマッチに勝利したボクサーの如く、朝令暮改。
 この知事、何故か、その任期を、全う出来ないような気が、致します。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:evedt2$bq1$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  8日の地方選では、13の都道府県で知事のポストが争われたが、現職がこぞって当選を果たしている。
>  これについて、新聞は「実績が評価された」とか、「争点が見えなかった」、「安定を求めた」などの解説をしているが、それだけではないと思う。
>  最大の勝因は知名度なのだ。一期目でも3年、2期目なら8年間ものあいだ、すべての県の文書に書かれている知事名の宣伝効果だけでも大変なものである。これが最大の勝因である。
>  二番目の勝因は、選挙民が地方政治音痴だということだ。たとえば東京都民で、少しでも都政に関心を持って見ていた人なら石原には投票しなかったはずである。都政に関心がないから、名をよく知っているからというだけで石原に投票するのだ。これは他県も同じであるが、その最悪事例が東京都知事選である。
>  石原は、当選後初の記者会見で、選挙中の反省、低姿勢の態度を一転させて、「情報公開はするつもりはない」都民の60%が反対しているオリンピックについての「意識調査をするつもりはない」などと高姿勢で嘯いているのだ。これは都民が与えた280万票でいい気になった傲慢なのだ。石原を傲慢にさせているのは都民なのだ。 選挙民の政治意識レベルが変らない限り、この傾向は続くのであろう。変化が起こるのは、宮崎県のように、知事が汚職にまみれて辞職に追い込まれた場合くらいであろう。 村上新八