視聴率が取れれば嘘を放映しても構わない、不祥事が出れば
子会社のせいにして自分たちは責任ないみたいなことが
横行している。

その背景には大手マスメディアが番組制作を自社でやらずに
必要以上に制作費を叩いて子会社にダンピングしているから
に他なりません。

経済情理からして視聴率を稼げる番組と低制作費を両立しようと
すれば自ずと嘘が入らざるを得ないでしょう。嘘は発覚のリスクが
ありますが、発覚したときの大手マスコミが受ける不利益を考えれば
嘘が入らないように細心の注意を払わないとダメなことぐらい
わかるもんなんですが、何でそうなっちゃうんでしょうね?

マスコミ自体の構造的な問題を追及する独立系のマスコミが
あっても良い気はしますね。もっと言えば、ネット系マスコミです。

大企業の広告収入ではなく中小零細企業の広告収入で
十分成り立たせることのできるマスコミです。

Googleのようなタイプのネット企業が放送事業に進出して
マスコミ追求の番組も作ったら面白いと思いますね。
Googleのようなところは大手の広告がなくても十分やっていけ
ますからそういった番組を作ってスポンサーを降りたとしても
全然平気なんで作ろうと思えば作れる立場にあると思います。

ただ、Googleはまだ放送事業はやってませんけど将来やったら
面白いと思いますね。世の中の不正を暴く番組なんかネットの
力を利用したら安価に製作できるだろうし視聴率もかなり
稼げるはず。

良い例がYouCube。

暴露系は結構高視聴率を稼いでいますね。まだ、ネットでしか
見れないんで限定的ですが、もっとお金をかけて本格的に
コンテンツを提供する企業が現れても良い気はします。

で、番組の視聴率に応じてGoogleからお金が貰える仕組み
を作ったらどんどん良いコンテンツが提供されるんじゃ
ないでしょうか?

そんな新しい形のマスメディアができたら既存のマスメディアと
緊張関係ができてマスコミの暴走を食い止めることが可能に
なるのではないかと期待しますが・・・将来出てくるかなぁ?