仰せのとおり、その宗教性とか民族性とか、人間行動一般に対する科学的分析が、欠けて居る。
 そして、その大日本帝国臣民のように、潔い、無条件降伏は、心理学的に、珍しい。 

 その純粋性が、その精神年齢に因るとの占領軍総司令官の評価は、訂正されるべき。 

 その同盟国の友人、実は極めてフランクな助言も可能と、その世界帝国には再認識を願いたい。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:eq88hn$3tu$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  麻生外相が京都の講演で米軍のイラク攻撃について「ドンパチは手際よく片付けたが、その後の作戦は"稚拙"であった」と述べた、という。
>  これについて、政府側は、先に、久間防衛大臣の「イラク進攻は間違い」発言もあったことから、いたずらに同盟国米国を刺激するものだ、として心配している
>  しかし、この見解に間違いはない。フセイン時代の徹底的に痛めつけられた多数派であるシ−ア派がのさばり出し、逆に威張っていたスンニ派が今度はいたぶられる立場に逆転したのだから、それだけでも、この宗派間の紛争は予想されたことで、それに対する適切な手を打とうとしなかった、ラムズフェルドの占領政策そのものに問題があったことは事実なのだ。
>  米国は、日本占領統治がうまくいったことしか頭になく、虐げられてきた多数派のシ-ア派による復興推進の期待だけしん持たず、その日陰に入るスンニ派の心理と動きが予想できなかったのだ。
>  それを事後的に非難することは、易しいが、ブッシュに追随するだけで、そのリスクをもっと前に助言できなかった小泉政権にも同盟国としての責任の一端はあるのだ。
>  これは情報力の問題ではなく、行動科学的な見地から想定しうるリスクだからだ。 
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>  村上新八