大手土建談合決別後も談合は止まぬ
名古屋地下鉄建設工事をめぐる談合疑惑で、大手ゼネコンの鹿島、大林、清水が家宅捜索を受けた。
05年末に、ゼネコン大手が「談合決別」を宣言したが、それは単にジェスチュアに過ぎない、と思っていたが、その通り談合は続いていたのだ。
落札率は94%くらいというから、今までの談合の落札率より低くすることによって、談合疑惑を逃れようとする工夫もみられるが、さもしい話ではある。まさに「浜の真砂は尽きるとも」である。
官僚OBの天下りを絶対禁止にし、指名入札制を止めてすべて一般入札にし、現在天下っているOBを全員即時解雇するくらいのことをやらない限り、談合は絶対になくにらないのだ。
談合は、官製に決まっているが、現在と将来の談合の仕組みとル−トをそのままにしておいて、談合だけ止める、というのは、やれるわけがない全く馬鹿げた話なのだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735