アフガンのカルザイが怒るのも当然だが
アフガンとパキスタン国境地域でタリバンの勢いが増しつつあることは事実である。
これに対して、アフガンのカルダイ大統領は、以前から、その原因はパキスタンのイスラム神学校で教育を受けた若いジハ−ド戦士が続々とタリバンに供給されているからだと、パキスタンを非難してきた。
今回は、パキスタン外相が、EU幹部に「タリバンが勝利を収めつつある」と漏らしたことを切っ掛けに、カルダイが怒り心頭でパキスタンに噛み付いたのだ。
カルダイの気持はよく分かるが、パキスタンも北西部の国境地帯には手が出せないのだ。国境地帯のパキスタン住民は、タリバン向けの武器製造で食っているから、親たりばん化しているのだろう。このタリバンに対する資金供給のもとを断たない限り、タリハンの勢力回復は続くのであろう。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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