コードギアス 第7話
携帯@です。
コードギアス STAGE 7 「コーネリア を 撃て」について雑感など
^L
●8年前 2009a.t.b.
皇帝「死んでおる」
ルルーシュ「う」
皇帝「お前は、生まれた時から死んでおるのだ。身にまとっている服は誰が与えた。
家も食事も命すらも全て儂が与えた者。つまり! お前は生きたことは一度も
無いのだ。しかるに! なんたる愚かしさ!」
(中略)
皇帝「ルルーシュ。死んでおるお前に権利など無い。ナナリーと共に日本へ渡れ。皇
子と皇女なら、良い取引材料だ」
アバンタイトル。今から8年前の皇暦2009年、皇帝に謁見を求めたルルーシュ。
母であるマリアンヌ王妃をブリタニア宮内部で暗殺され、ナナリーは足を撃たれ精
神的ショックで失明。
何故、母を守ろうともナナリーを見舞おうともしないのかと皇帝を責めようとする
ルルーシュだが、皇帝は弱者に用は無いと冷たい。
それが皇族だという皇帝に、継承権は要らないというルルーシュだが、皇帝は生ま
れてから一度も自分の力で生きたことの無いルルーシュを「死んでおる」と評して、
ナナリーとルルーシュを外交上の取引材料として日本に行くことを命じる。
# 政略に使えない身体にって、そう言う使い方がアリな世界ですか(汗)。
# ナナリー、精神的ショックによる失明であれば、回復の可能性もあるかな。
# ルルーシュが日本に来たのは8年前。その一年後に日本が攻撃されたということね。
●統治者たる資格
コーネリア「ランスロット。そのパイロットはイレヴンだと聞いた」
ロイド「はい。名誉ブリタニア人です。しかし…」
コーネリア「一等兵から准尉に特進させた。それだけで満足せよ。ナンバーズなどに
頼らずとも、私は勝ってみせる」
ユーフェミア「命を賭けて戦うからこそ、統治する資格がある。その理屈は判ります。
お姉さま。でも」
コーネリアに特派の研究施設(?)を案内しているロイド。
コーネリアはイレヴンが操縦するランスロットには頼らず、勝ってみせると言うの
だが。
# イレヴンに頼らずとも勝ってみせるというコーネリアはイレヴンを差別しているよ
# うにも見えるけれど、それより自分が先頭に立って戦うことに意義を見出している
# のでしょうか。
# スザクが准尉に昇進(4階級特進!)するのは、パイロットが一等兵が格好が付か
# ないのとユーフェミアの引きでしょう。
●お握りなんてあると思ったら…
セシル「その友達、大事にしなさい。二人の友情が続けば、再会は偶然じゃなくて必
然になるの」
(中略)
スザク「ジャム?」
セシル「良いブルーベリーが手に入ったの」
(中略)
ロイド「はーい。解散解散。今日は出番無し。おめでとー。お終い! ふー」
スザク「えっと…」
セシル「フフフ…。学校。行って来なさい。今日の授業は終わってるけど、友達に会
うってことも大事なんだから」
ランスロット格納庫でセシルに宿題を見て貰っているスザク。
昔の友達(ルルーシュ)が切っ掛けで学園に馴染めるようになったというスザクに、
セシルはその友情を大事にするように言う。
コーネリアの視察が終了したことを告げに来たロイド。
セシルは、学校に行くように言う。
# 中の英文からすると、エドワード6世などの文字が見え、エリザベス1世以後、清
# 教徒革命前の時期のイギリスの歴史のようです。ヨーロッパ大陸は疲弊していて(
# 30年戦争のため)、革命とか議会とか新大陸の開発とか書いてあります。
# お握りなんか作っていると思ったら、中身がブルーベリー(汗)。せっかく良いこ
# と言ったのに、セシルさんのイメージが変な人に。
●妄想炸裂
シャーリー「話してよ。私、驚かないから。この間ね、見ちゃったんだ」
シャーリー「付き合ってるんでしょ、ルルと」
カレン「ルル?」
シャーリー「だって、この間校庭で」
カレン「待ってよ。あれは向こうが勝手に」
シャーリー「ルルから?」
カレン「いや、そんなんじゃなくて」
シャーリー「でも、この前だってその猫捕まえようとして」
カレン「あれは違うでしょう。それにキス位でそんな」
シャーリー「位って、じゃあそれ以上の?」
カレン「違う! 変な想像ストップ。周り見えて無さ過ぎ」
生徒会。カレンと二人きりとなったシャーリーは何か隠し事をしていないかと言う。
見ちゃったというシャーリーに、自分の正体がばれたと勘違いしかけたカレンだが、
シャーリーはカレンとルルが付き合っていると勘違いしただけ。
慌てて言い訳しようとするカレン。しかし、シャーリーの想像は止まることを知ら
ず。
# 生徒会。何の準備をしているのかと思ったら、後でルルの発言から「猫祭り」の準
# 備ということなのかな。
# 自分の正体がばれそうになったら、ナイフを出すカレン。ポーチの中に仕込んでい
# るのか。
●見合い話
ミレイ「だからお見合いのことは。判ってる。アッシュフォード家を立て直したいっ
て話は。でもね、お母さん」
校長室で母と話しているミレイ会長。電話の内容は自分の見合い話らしい。
# アバンタイトルで出ていたけれど、ルルーシュの後ろ盾はアッシュフォード家。と
# いうことは、ミレイ会長はルルの正体を知っていてもおかしくなさそう。アッシュ
# フォード家も終わりだと囁かれていたけど、確かに家は傾いているらしい(汗
●唯一の出番が……
ニーナ「あ、分裂した」
# 何が分裂したのか、そもそも彼女は普段何を猛烈な勢いで入力しているのかが気に
# なって仕方がありません。
●埼玉総攻撃
コーネリア「似ているとは思わないか? 新宿の状況に」
サイタマゲットー周辺に展開するブリタニア軍。
ゲリラのアジトがこの中にあり、住民の半数が協力者で経済への影響が予想範囲内
で収まることを確認したコーネリアは、クロヴィスの元部下達に新宿の状況に似てい
ないかと確認する。
●劇場型戦争
コーネリア「ゼロは劇場型の犯罪者だ。おびき出すために、私は敢えて新宿と同じ状
況を作り出した。奴が己を過信するタイプなら、私を殺しに来るはずだ」
部下 「総督。それでは総督の命が」
コーネリア「戦とはな。誇りと命の奪い合いだ」
サイタマゲットー包囲作戦についてコーネリアの現地入りと攻撃予定時刻が放映さ
れる。
コーネリアはゼロをおびき出すために、敢えて新宿と同じ状況を作り出していた。
# 普通はそんな見え見えの状況を作ったら警戒されると思うのですが……。
●敢えて挑発に乗るルルーシュ
C.C.「ブリタニアの破壊と母殺しの犯人を見つけること、お前はどっちが大事なん
だ?」
ルルーシュ「同じだよその二つは。ブリタニアの皇族は次の皇帝の座を巡って常に争
っている。いや、争わされているんだ。あの男に」
C.C.「しかし、それがブリタニアの強さでもある。そうして勝ち残った最も優秀な人
間が次の皇帝になるのだから」
ルルーシュ「そうだ。弱者は全て失いはいつくばる。ブリタニアってのはそう言う国
だ。そう言う世界だ」
C.C.「弱肉強食は原種のルールだ」
ルルーシュ「だとしたら、ナナリーはどうなる。弱いから諦めなくてならないのか。
俺だけは絶対に認めない。そんな世界は、俺が消し去ってやる。あ…」
敢えてコーネリアの誘いに乗ることにしたルルーシュ。
ルルーシュは、ブリタニアの弱肉強食の原理では、幸せを掴むことは絶対に出来な
いナナリーのため、ブリタニアのルールそのものを破壊しようとしていた。
# ブリタニア歩兵の服は……新宿ゲットーで入手したのか。そう言えば。これも物的
# 証拠になるでしょうから、どこかに隠していたんでしょうけど。
●雪やこんこ♪
スザク「えと…ルルーシュは?」
シャーリー「知る訳無いでしょ! あんな奴」
スザク「え…」
生徒会室にやって来たスザク。手には猫じゃらしで「雪」を鼻歌で歌ってやった来
たスザクは、ルルーシュは関係無いからと言って出て来たカレンとすれ違う。
ルルーシュをスザクは訪ねて来たのだが、シャーリーは知る訳無いでしょ! …と
スザクに八つ当たり。
# 猫じゃらしを手にしているのは、あの猫を手なづけようということでしょうか。
●C.C.を脅迫
ルルーシュ「俺はお前に会うまではずっと死んでいた。無力な屍の癖に生きているっ
てずっと嘘をついて。何もしない人生なんて、ただ生きている命なんて、
緩やかな死と同じだ。また昔みたいになる位なら」
ルルーシュを止めようと拳銃を向けるC.C.。
契約を果たす前に死んで貰っては困るのだと。
しかしルルーシュはC.C.がギアスの力を使えないことに気づいており、そして自分
自身をC.C.が失うことを恐れていると判断、自分の頭に銃を向ける。何もしない人生
は死と同じだと。
そんなルルーシュの言葉に、C.C.も銃を下ろすのだった。
# 拳銃を持ち歩いているのか、ルルーシュ。
# そう言えばC.C.はルルーシュと契約して何をしたいんだっけ?
# ルルーシュのやろうとしていることって、結局は皇帝陛下が子ども達に望んでいる
# ことそのままなのでは……。
●サイタマゲットー壊滅作戦開始
ブリタニア兵士「だからだ! このゲットーの住民はテロリストの存在を通報せず庇
い、隠した! これは宗主国に対する反逆罪だ」
サイタマゲットーの責任者達を真っ先にテロリストを通報しなかった罪で射殺した
後、コーネリアはサイタマゲットー壊滅作戦の開始を命じる。
●干される純血派
キューエル「オレンジがいるからだろう?」
ジェレミア「く…」
キューエル「処分されないだけでもありがたいと思え。貴様の所為で、我々の道と閉
ざされたのだからな」
ジェレミア「しかし、それはゼロが」
キューエル「またそれか。フン」
ヴィレッタ「ゼロ。やはり学生が協力者」
サイタマゲットー壊滅作戦に向け進撃する部隊。
だが「オレンジ」ジェレミアを始めとする純血派の部隊だけは、ジェレミアの疑惑
が解けていないからか、本陣の側に止められたままだった。
# ジェレニアを粛正しようとしたキューエル。干されているのはジェレミアだけの所
# 為では無いと思うよ。
# ヴィレッタ、ルルーシュと出会ったことだけは覚えているのか。後々出会った時に
# 面倒なことになりそう。
●サザーランド奪取
ルルーシュ「判りました。しかしこちらもその前に、あなたのサザーランドを頂きた
いのですが」
サイタマゲットーを制圧していくブリタニア軍は、テロリストとは関係のない一般
市民を虐殺していく。その様子を見て、クロヴィスがコーネリアになってもブリタニ
アは変わらないと感じるルルーシュ。
歩兵に化けたルルーシュの側に現れたサザーランド。IDを確認しようとするパイ
ロットに、テロリストから回収したディスクを渡す振りをして、ギアスの力でサザー
ランドをルルーシュは奪う。
# 毎度のことですが、支配する側の住民を無差別に虐殺していたら敵を増やすばかり
# のような気が……。無人の荒野にしたいというなら話は別ですが。
●反撃開始
ルルーシュ「新宿事変のことは聞いている筈だ。私に従え。そうすれば助けてやる」
ルルーシュ「さーて。コーネリアを引っ張り出すか。隙を作らせるか」
ゲットーの周囲は完全に包囲されていて、外部からの援軍の望みも無いサイタマゲ
ットーのレジスタンス達にゼロ(ルルーシュ)は呼びかける。
新宿の時と同じようにサザーランドを奪いレジスタンスに与えると共に、敵味方識
別信号(IFF)の情報を元にレジスタンス達に目標を指示、次々とブリタニア軍を
撃破していく。
# 取りあえずこの世界に埼京線と外環はあるらしい。戸田や川口はサイタマゲットー
# の外にあるようなので、サイタマゲットーは、要するにさいたま市か…。
# 新宿の時もそうだったけど、現場が見えていないルルーシュが、射撃のタイミング
# まで事細かに指示出来るというのは不思議。ニュータイプとしか。
●撤退命令
コーネリア「ここまでだな。全部隊に後退を指示せよ。これ以上の被害は意味が無
い」
(中略)
ルルーシュ「何だ張り合いの無い。後退する部隊に紛れ込めば、コーネリア、お前の
すぐ近くだ。条件は早くもクリアかな」
ブリタニア軍の進撃路の橋まで破壊したルルーシュ。
コーネリアは損害を拡大させないよう、撤退を指示。
ルルーシュは張り合いが無いと思いつつも、後退する部隊に紛れ込む。
# あんな大きな橋を落とすだけの爆薬、何時設置したんだ?
●多重人格者?
C.C.「フフ、血は争えないな。しかし、あのタイプは危険だぞ? 果たしてどちらの
道に」
C.C.「判っている。私を誰だと思っている」
クラブハウス、ルルーシュの部屋でベッドに横たわるC.C.。
ルルーシュの行動に「血は争えない」と言い、立ち上がるとまるで別人の口調にな
ったC.C.の正体は何なのか。
# C.C.、多重人格で自分の中のもう一人の自分と話しているのかな。
●シャーリーとルルの馴れ初め(違)
シャーリー「でもね、高一の時、交通事故を見かけたの。どう見ても悪いのは後ろか
らぶつかった方で、でも、誰も助けようとしなかったの。その時…」
シャーリー「ルルはね、それを誇る訳でも笑い飛ばす訳でも無くて、いつもみたいに、
つまらなさそうな顔をしてて、でね、思ったの。あいつ、何を考えてるん
だろう。何をしたいんだろうって。私、知りたくなっちゃって。そしたら
…」
スザク「好きになっていた」
シャーリー「あ…。そうなるのかな。これって」
ミレイ「良いよね。恋って。あーあ」
スザクはルルーシュがこのエリアが出来る前からこの地にいたことをシャーリーに
話す。
逆にシャーリーとルルーシュのことを訊ねたスザク。
当初、不真面目で努力とかを鼻で笑っているような気がして最初は好きになれなか
ったというシャーリーだが、ある交通事故が起きた時の彼の行動をきっかけに、彼の
ことが知りたくなり、好きになっていたのだと言う。
そんなシャーリーの様子を見て恋って良いよねというミレイ会長。
# スザク、猫じゃらしで猫を懐柔しようとして失敗してます。
# 転校して来たばかりだと言うのに、すっかりスザクは生徒会の中に馴染んでますな。
# 知り合ったばかりのシャーリーに対して「好きになった」なんて、普通は簡単に言
# えないような。
# 交通事故の処理のルルーシュの行動って、要するに偶々止まっていたレッカー車に
# 事故車をくくりつけて移動させてしまったということかな。そう言えば第1話でカ
# レン達のトラックが事故った時もブリタニア市民達はただ見ているだけでルルーシュ
# だけが助けに向かってましたな。
●そんな場合じゃないだろう
ルルーシュ「コーネリア。負けるのはお前だ」
コーネリア「勝つのは私だ」
(中略)
ルルーシュ「生徒会室? 猫祭りの打ち合わせは明日の筈だが?」
後退するサザーランドに紛れ込んだルルーシュ。
ルルーシュとコーネリアは双方、自分が勝利することを疑っていなかった。
コーネリアは、親衛隊のダールトンに出撃を命じる。
ルルーシュはギアスがあるとはいえ、警備が厳重なため侵入するのは危険過ぎると
判断していたが、その時、生徒会室から携帯に電話が入る。
# そう言えばルルーシュは今回は携帯電話で連絡していました。どうも、無線も使え
# るように改造している様子なのですが…。ところでブリタニア軍程の組織であれば、
# 無線や携帯の逆探知(内容は判らずとも、電波の発信源だけでも意味がある)位出
# 来ると思うのですが、そのような努力は一切していないんでしょうか。
# 生徒会メンバーがやっていた準備活動は猫祭りでしたか。何となく、猫が迷い込ん
# できたからでっち上げられたイベントのような気がしてならないですが。
●思いついたら即実行
シャーリー「カレンは違うって言っうけど、何か誤魔化すために怒っていたように見
えたし」
スザク「だからこういうことは、本人に直接聞くのが一番。君のことをどう思ってい
るのかも聞いてあげるよ」
シャーリー「え!? そんなとこまで!?」
ルルーシュの携帯に電話をかけていたのはスザク。カレンとルルーシュの関係が気
になるシャーリーのため、生徒会室の電話からルルーシュの携帯に電話をかけていた
のだ。
しかしスザクが、ルルーシュのシャーリーに対する気持ちまで聞こうとしていると
知ったシャーリーは慌てて止め、スザクはシャーリーを押し倒す格好に。
# スザク、いきなりとんでも無いことを聞き出そうとしますな。異常に積極的な性格。
# 戦闘中のルルに電話をかける…って新宿事変と同じパターンだな。
# シャーリーを押し倒した(違)スザク。またまたま猫に手を噛まれてます(笑)。
# 本作、何だか繰り返しの展開が多いような。
●実行できない命令を出す指揮官も無能という考えはないらしい
コーネリア「私は下がれと命じた。私の命令を実行できない兵士は必要ない」
ダールトン「そういうことだ」
親衛隊を出撃させたコーネリア。ルルーシュはそれを必死さの現れと判断し、レジ
スタンスのサザーランドに識別信号の回復を命じる。
市街地に一機だけ取り残されたサザーランドの識別信号に救護班を出そうとするク
ロヴィス配下だった幕僚達は、コーネリアが躊躇せず破壊を命じるのを聞き驚愕する。
自分の命令を実行できない兵士は必要無いというコーネリアの命令を受けたギルフ
ォード達親衛隊は、レジスタンスのサザーランドを串刺しにしてしまう。
# ルルーシュ、レジスタンスを利用するだけでなくて捨て駒まで用意するとは酷い奴
# だな。確認せずに破壊したことは予想外だったようですが、確認する行動に出たら
# どんな手を打つつもりだったんだ? 伏兵とかは最初は用意していなかったみたい
# だし。
●ゲームオーバー
ルルーシュ「制圧された? こんな簡単に。ゲームにすらなっていないぞ」
コーネリア「新宿のようにはいかなかったな。ゼロ。それとも真似した奴か?」
ルルーシュ「これが組織。違いすぎる」
別のサザーランドに識別信号を回復させ、今度は伏兵を用意したルルーシュ。
しかしコーネリアはそれを予期して別の兵力を迂回させ伏兵を包囲しようとする。
気が付いたルルーシュは待ち伏せを中止するが、親衛隊の登場にリーダーの泉を始
め、主立ったメンバーは戦いを放棄、投降しようとしてブリタニア軍に殺害され、残
った兵力も親衛隊に倒されてしまう。
気が付くと、動かせる兵力が無くなっていたルルーシュは、組織としての軍と烏合
の衆のゲリラとでは違いすぎることを痛感する。
# 新宿と同じような作戦を立てたのであれば、対応策位まともな軍なら立てるはず…
# とはルルーシュは当初考えなかったんですね、結局。レジスタンス達が自分の命令
# を忠実に実行しなかったというのもありますが。
# 市民を虐殺している位なので、そもそも投降なんてさせて貰えると思っていたのか、
# 泉達は……。
●絶体絶命
ルルーシュ「どうなる? 面通しをされたら。ゼロの仮面は無くても、俺の素性がば
れる。駄目だそれは。ギアスを使って…馬鹿な。相手を直接見なくては通
用しない。敵がナイトメアでは。とすると、歩兵か他のパイロットに。無
理だ。相手の数が多すぎるし、どうやってこちらを向かせる。いや、可能
か? ゼロだと名乗ってしまえば。しかし、ナイトメアが。なら、先制攻
撃をかけて強行突破。ありえない。コーネリアの親衛隊相手に自殺行為だ」
コーネリアはナイトメアフレームのパイロットに素顔を見せるように言う。
顔を見せたら自分の素性を知られてしまう。かといって、周り中敵の状態ではギア
スの力も限度があるという状況で、ルルーシュは絶体絶命の窮地に。
ハッチが壊れているとして時間は稼いだものの、最早逃げる術は無く…。
●もう一人のゼロ
コーネリア「ほぅ。やはりゼロはこういう性格か」
(中略)
ギルフォード「姫様。如何いたしますか」
コーネリア「うん。罠の可能性は?」
ダールトン「考えられます。本人かどうかも判りませんし。はっきりしたのは、総督
の分析どおり、プライドの高い人物ということですが」
コーネリア「ならば追うだけ無駄か」
ダールトン「はい。わざわざ敵の本陣に姿を現したということは、逃走ルートを確保
してのことかと」
コーネリア「自己保身には長けているのかな」
本陣近くの廃墟の上にゼロが出現。
銃撃が加えられると、ゼロは地面に落下してしまう。
その隙に、何とかルルーシュは脱出する。
コーネリア達は、こうしてゼロが姿を現したからには、逃走ルートも確保済みと判
断、深追いをすることは無かった。
# コーネリア、ゼロの出現に何だかとても嬉しそうに見えます。ルルーシュが脱出出
# 来たのは、コーネリアやダールトンがゼロを過大評価してくれたお陰かも。
●戦に勝つにはまず戦略的環境の整備から
ルルーシュ「何故助けた」
C.C.「だから言ったろう? 死なれては困ると」
ルルーシュ「条件が同じならば、負けはしなかった!」
C.C.「負け惜しみだな。それだけの条件を揃えるのも力の内だ」
ルルーシュ「だったら揃えてやるさ。ブリタニアに負けない俺の軍を、人を、国
を!」
コーネリアがクロヴィスとは格が違いすぎると思い知ったルルーシュ。
機体を捨て、下水道を通り脱出する途中でゼロの変装をしたC.C.と出会ったルルー
シュ。
条件が同じなら負けないと当初負け惜しみをしていたルルーシュだったが、C.C.
に諭され、まずは自分の軍を整えることを決意するのだった。
# 下水道ががら空きとは、案外緩いな>ブリタニア軍。
# 戦闘で幾ら勝利しても戦争には勝てないということをルルーシュは理解した模様。
# さて、彼のそちらの方の才能はどんなものでしょうか。こればかりはギアスの力で
# どうにかなるもんでもないと思うのだけど。
●次回予告
「誰がいる。俺の軍隊として動ける奴が。こんな時、スザクがいてくれれば。いや、
振り返るな。あいつはブリタニアの軍人だ。戦いには出て来なくとも俺の敵側にいる
奴だ。ならば、選ぶべき答えは」
STAGE 8 黒 の 騎士団
どうせカレン達でしょ(笑)。
でも彼らをどう組織化するつもりなんだろうか、ルルーシュは。
では、また。
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