Kanon 第5話
携帯@です。
Kanon 第5話「魔物たちの小夜曲(セレナーデ)〜serenade〜」について雑感など。
余談なのですが、地獄少女の実写版が始まったので観てみました。
ちなみにハイビジョン撮影(と画面にも出ている)なので、ワイドでした。
話自体は第1期第1話の話をアレンジしたもので、アニメ版に忠実に実写のドラマ
を作ろうとする意欲は感じられます。水垢離のシーンもあるし(ぉぃ
現実の役者さん達の演技もそんなに悪くないとは思うのですが、やはりあいたん役
がちょっと老けているように見え、それが気になって仕方がありません。1990年生ま
れのまだ16歳で若くはあるのですが。
^L
●全体を通して
魔物と戦う舞との学校での出会い、佐祐理と舞との昼食イベント、そして夜の学校
まで祐一について来た真琴と舞の出会いまでの話です。それと同時並行で、真琴のエ
ロ漫画事件を初めとするギャグパート、朝食の席にいたあゆ、栞との学校での出会い
のイベントのも。前作だと第3話ラスト〜第5話相当でしょうか。栞との出会いの部
分だけは、前作には無かったような。
今回の見どころはもちろん真琴のお風呂…(字幕のタイミングがネタとしか思えな
い)ではなくて、舞が真琴のことを気遣っているらしい描写でしょうか。前作では出
会った話はあった筈ですが、祐一に対して舞に優しくしてあげての台詞は無かったよ
うな。
●アバンタイトル
「夢、夢を見ている。誰かを待っている夢。遠くに聞こえる雑踏の中で、小さなベン
チに座って、たった一人で、来るはずのない人を何時間も何日もそして何年も」
画面は夕方、駅前のベンチに座って誰かを待っている7年前のあゆ?
●今回はジャンプしません
舞 「私は、魔物を討つ者だから」
祐一「は…?」
今回のアバンタイトルは、モノローグの後で前回のラストシーンの続き。
前作だと第3話ラストの辺りですね。
夜の学校で出会った舞が、魔物を討つ為剣を振るう…という展開は、前作第3話と
同じですが、本作では魔物の存在は見えない何かに飛ばされる祐一でしか判らず、何
も無い空間で舞が剣を振るっているようにしか見えません。
それより大きな違いは、魔物と戦う舞が跳躍しておらず、その結果としてスカート
の中身も作画されていません(書くところそれかい)。
今のが何だったのか訊ねる祐一に、舞は魔物を討つ者だからと答えます。
でも魔物が見えていないのでは単なる電波少女にしか見えませんよね。
●マッサージってやはりお風呂で?
祐一「あんなに警備がずさんな学校はないな。今度、校長の机だって持って来てやる
よ」
名雪「そんなの要らないよ」
祐一「校長ごっこが出来るぞ。ちみ、退学ね。とか言えるぞ」
名雪「したくないよ。そんなの」
祐一「風呂沸いてるか? 身体冷えちまった」
名雪「用意してあるよ。あ、後で、マッサージしてあげようか?」
ノートを手に帰宅した祐一。
前作と異なり、学校の警備がずさんと祐一が突っ込んで来ますか(笑)。
「ちみ、退学ね」って、ひょっとして先の展開の伏線(違)。
お風呂を沸かしておいたり、マッサージしてあげようかと言ったり、流石に夜中に
ノートを持って来て貰ったので名雪は気にしているようです。
●同居もののお約束
祐一「悪かったな。考え事してたから、お前がいるの気が付かなくてさ。あ……。ま
ぁ、ここで会ったのも何かの縁だし、せっかくだから一緒に入……」
そう言えば前作第4話でも舞と出会った学校から帰って来た後で祐一は入浴してま
した。
鏡の前で「何だったんだ、あれは」と言う祐一。
野郎の裸なんか観たくねー。いや、女性視聴者は観たいのか?
考え事をしながら、浴室の扉を開けた祐一。
すると中には入浴中の真琴が。途端にBGMが止まります。
ここぞとばかりに字幕が出ます(笑)。あからさまに狙ってる?
ところで祐一は真琴を前にして全く恥ずかしがらないのですな。
事態を把握した真琴は悲鳴を上げて、お湯をぶっかけ物を投げると、外に走り出て
しまいます。
吸盤とか招き猫とか、風呂場に無さそうな物まで飛んで来ますが、祐一が「どこに
あったのこれ」と突っ込みを入れてます。
ところでこういう風呂場でどっきりのシーンの場合、外から入って来た人の方が出
て行くものだと思うのですが、祐一はそのまんま入ってしまってますね。
●早口言葉
祐一「真琴。魔物を討つ者って、十回連続で言えるか?」
真琴「え? 何で?」
祐一「良いから言ってみろって」
真琴「魔物を討つ者、魔物を討つ者、魔物をいて…」
祐一がゆっくりとお風呂に入って出て来ると、廊下にはバスタオル姿の真琴が。
次回予告のバスタオル姿の真琴が、どのような状況でこの姿になっていたのか謎だ
ったのですが、まさか着替えずに祐一に文句を言うために待っているとは思わなかっ
たよ。
観たいテレビがあったら、今夜中に観ておきなさいと脅す真琴に祐一は、何故か魔
物を討つ者と十回続けて言わせようとします。
それで舌噛んだだけで無くて、勢い余って扉に足を挟んでしまった真琴哀れ。
●風邪を引いた張本人に礼を言う必要なし
真琴「今日のところは、礼を言っておくけど、その、あり…クチュン」
祐一「まこピー語か?」
真琴「ありがとうとクシャミが重なっただけよ」
祐一「肩出して寝るなよ」
真琴「うん」
舞の「魔物を討つ者」発言について、考えても解らないと諦めて寝ようとする祐一。
そんな時、廊下を忍び足で近づく者が…って、どうクシャミしながらではバレバレ
です。
今般の真琴の攻撃は洗濯ばさみ?
今日はドアの横に隠れていた祐一。
真琴を後ろから抱きかかえ、「ご苦労様です」と真琴の部屋に戻してしまいます。
とは言え、今日の真琴は風邪引き。ということで、祐一は真琴に対して随分と優し
く、布団をかけてやり寒くないか? などと気遣っています。
そんな祐一にお礼を言う真琴。でも、風邪引いたのは祐一の所為なのだが……。
●早く気づけよ
秋子「私が招待したんです。外にゴミを出しに行った時、偶然あゆちゃんが通りかか
って」
あゆ「秋子さんって料理得意なんだね」
祐一「その内、特製ジャムを食ってみると良いぞ。この世のものとは思えない味だ」
あゆ「アハハ、楽しみだよ」
翌朝、起き出した祐一。
食卓には前作第5話でもありましたが、あゆがちゃっかりと座っています。
ゴミを出しに行った時、偶然出会ったとか。そもそも、朝に何でこんな所に居たの
かについては、誰も突っ込まないんですね。前作ではあゆが水瀬家に初めて来たのが
この時でしたが、本作では昨日も来ているので二日続けて訪問したことに。
祐一、あゆに返事まで返していますが、早く気づけよ。
名雪、ノートを持って来て貰ったので、きちんと宿題を夜遅くまでやっていたんで
すね。
そして真琴は風邪気味で未だお休み中。
それにしても、ご飯だけで無くて卵までお代わりしますか>あゆ。
秋子さんの特製ジャム。あゆなら美味しく食べてしまいそう。
●歩きながらでも寝る
名雪「おはようございまーす」
秋子「おはよう。すぐにご飯にするわね」
祐一「急がないと、また遅刻ぎりぎりだぞ」
名雪「くー」
祐一「寝るなっての!」
朝食を食べ、帰って行ったあゆ。
あゆが帰って行った後で起き出して来た名雪は今日もおねむです。
宿題という大義名分はありますが。
昨日来た時も未だ帰宅していなかったし、今日も入れ違い。
そう言えば二人は未だ会ってないのか? 前作では家で会っていたような。
●絶対部活中も寝てる
祐一「お前、部活中も寝てんじゃないのか?」
名雪「そんなこと無いよ。私、部長さんだし、それに大会も近いし」
祐一「まぁ、確かに、頑張ってるみたいだな」
名雪「くーくー」
祐一「って、だから寝るなってのに!」
授業中も寝ていたらしい名雪。誰も起こしてやらなかったのか。
廊下で歩きながらも寝てしまう名雪。
そんな状態で部活に出たら危ないという気もしますが、名雪なら走りながらでも寝
てしまえそう。
下駄箱で名雪と別れた祐一。
今更ですが、本作の名雪の「うん!」という返事が耳に残りますね。
●ある意味素直な舞
祐一 「何してたんだ。あんな物騒なものを持って。魔物って何? 返事だけでもし
てくれよ。はいでも、いいえでも良いからさ」
舞 「…はい」
祐一 「いや、まんまはいって言われても」
佐祐理「舞、ごめん。て、あれ? こんにちわ。舞とお話してたんですか?」
祐一 「愛の告白を受けてた所だ」
佐祐理「ふぇー。愛の告白」
祐一 「こらこら。否定しないから信じてるじゃないか、この人」
佐祐理「告白してない」
祐一 「遅すぎるって。いや、ただの世間話をちょっとさ」
佐祐理「舞と世間話。あ…。良かったら、一緒にお昼ご飯を食べませんか?」
昨日出会った場所の廊下で舞を見つけた祐一。
相変わらず、話しかけても殆ど喋らない舞。
そこに現れた佐祐理に対して、舞から愛の告白を受けていたと言う祐一。
佐祐理は、祐一に一緒に昼ご飯を食べませんかと言います。
# 授業はもう終わって名雪は部活なのだから、今日は授業は午前中で終了か。
その頃、高校に栞がまたまた現れます。
●あれで二人分?
祐一 「ごっつ美味い。これ、佐祐理さんが作ったの?」
佐祐理「はい。お口に合いました?」
祐一 「合格」
佐祐理「何にですか?」
祐一「俺の嫁に」
佐祐理「アハハ…。こんなことで祐一さんのお嫁さんになれるんだったら、世の中の
女性、みんな祐一さんのお嫁さんですよ」
祐一 「いやー。この味は凄いよ。家の家主の秋子さんに勝るとも劣らない旨さだ」
佐祐理「ありがとうございます。でも、佐祐理は頭の悪い子ですから、祐一さんに釣
り合いませんよ」
祐一 「目茶苦茶成績良いって聞いたけど?」
佐祐理「アハハ。大したこと無いですよ」
(中略)
祐一 「(この人を喋らせると、何か勝ったような気分になるんだよな)」
祐一 「食べたいものがあったら、取ってやるよ。遠慮無く言ってくれ」
舞 「……タコさんウインナー」
祐一 「よっしゃー!」
(中略)
祐一「タコさんウインナーが好きなのか?」
舞「……嫌いじゃない」
祐一「タコが好きなのか? ウインナーが好きなのか?」
舞「ウインナー」
祐一「タコは嫌いか?」
舞「……さぁ…」
屋上へ向かう階段と出口との間の僅かな空間。第2話で祐一が机の中に発見したビ
ニールシートは、やはりと言いますか佐祐理達が昼食を食べる時に使うものでした。
佐祐理が持って来たお弁当…って、二人分なのにお重の入った風呂敷包みが二つ。
画面に映ったおかずだけで三段分あります(汗)。
前作第4話にも同じようなシーンがありますが、校庭に入り込んできた犬に食べさ
せてしまったので、買って来たパンを食べてましたね。・
それぞれ、自己紹介する佐祐理達。相変わらず、言われないと舞は喋りません。
佐祐理さんのお弁当は絶品。
何時でもお嫁に行けると褒めるなら解りますが、「俺の嫁に」って祐一ってば…。
それに対する佐祐理の反応も又奇妙。
頭の悪い子ですから、祐一さんに釣り合いませんという佐祐理。
自虐的に見えて、実は祐一にさりげなくお断りしているようにも。
# 佐祐理さんは前作と違って「アハハ」が耳に残るなぁ…。
佐祐理と祐一が楽しく(?)会話している横で無言な舞。
何か食べたいのかと聞いた祐一に「卵焼き」と言う舞。
舞を喋らせるべく、お重を全て自分の方に寄せてしまう祐一。
その上で食べたいものがあったら取ってやるという祐一。
タコさんウインナーを所望する舞。
タコが好きなのか、ウインナーが好きなのかと聞く祐一も何か変。
良かったら、また一緒にお食事しませんかという佐祐理。
今度から三人分……って、あれが二人前だったのかよ!!
●本編で秘密でもEDでバレバレ
祐一「名前は…栞だよな。名字は?」
栞 「内緒にしときます。謎めいてる女の子は魅力的って言いますから」
祐一「この街は、謎めいてる女の子だらけだな」
栞 「私のことは、栞で良いですよ」
祐一「判った。俺の事も遠慮無く、お兄ちゃんって呼んで良いぞ」
栞 「うん。そうするね。お兄ちゃん」
祐一「やっぱり、無かったことにしてくれ」
栞 「あ、私も言った瞬間恥ずかしかったです」
舞達と別れた後、外に栞が来ていることに気づいた祐一。
栞の名字を聞く祐一。しかし、未だ教えてはくれません。
EDにはフルネームで書いてありますけどね。
お兄ちゃんって呼んで良いぞという祐一もどうかと思うが、即座に「お兄ちゃん」
と返す栞も中々です。次の瞬間、互いに恥ずかしがっていたようですが(笑)。
●自衛隊でも無ければ作れまい
栞 「ねぇ祐一さん。雪だるま作りませんか?」
祐一「お前風邪引いてるんだろう?。大体、この街に住んでるんなら、雪だるまなん
か、作り飽きてるんじゃないか?」
栞 「おっきなものは私一人じゃ作れませんから」
祐一「おっきなのって、どれ位だ」
栞 「全長10メートル位が良いです」
祐一「作れるか!」
ちゃんと薬を飲んでいるかと聞く祐一に、一杯飲んでいると答える栞。
でも医者の言うことはあまり聞いていないらしい。
祐一にそのことを叱られると、本当にお兄ちゃんみたいですと言います。
雪だるまを作りませんかという栞。
雪だるまなんか作り慣れているだろうという祐一ですが、栞はまぁ……。
にしても、全長10メートルって、雪祭りでも無ければそれは無理。
元気になったら、一緒に作ってやるからという祐一。
前作では雪だるまのエピソードって確か無かったような。
本シリーズ中に作ることになるのかな。
●祐一本人でも買えないような>エロ本
祐一「じゃあ、エロ本も頼む」
真琴「エロ本ってどんな本?」
祐一「知らないのか? 大人向きの本で、読むと興奮するんだ。わくわくするぞ」
真琴「へー」
祐一「本屋の店員にエロ本下さいって言え。沢山あったら、店員のお薦めで良いから
な」
真琴「うん。真琴も読んで良いよね」
祐一「ああ。お前が大人だったらな」
真琴「うん。真琴大人だよ。ヒヒ…」
帰り道、川沿いの道で坂を下りてくる真琴と出会った祐一。
風邪が治った真琴は、秋子さんに頼まれてお使いでお豆腐を買いに行く途中。
前作第5話でもあったエロ本購入依頼イベントキター!!
そう言えば祐一の年齢では、本当は自分でもエロ本は買えない…。
●食べ物で怒りも忘れる真琴
真琴「真琴に何て本買わせる気だったの!?」
祐一「買えたか?」
真琴「買えない、買わない、買えるか〜!」
祐一「凄い三段活用だな」
真琴「もの凄い恥かいちゃったんだから。店員の人に説明されちゃったのよ、女性が
買える本じゃ無かったもん!」
祐一「お前が子どもの証拠だ。大人の女性なら平気で買える筈だぞ」
真琴「嘘だ〜。あ、何それ」
祐一「判らないのか? 肉まんだよ」
エロ本の意味も判らずに本屋に突撃した真琴は大恥をかいて怒って祐一の部屋に殴
り込み。
前作では祐一は本屋の外から見ていて、真琴が「エロ本下さい!」と大声で言った
ので吃驚して外に連れ出していたのですが、本作では放置プレイ。祐一、酷い奴だ。
でも、祐一が食べていた肉まんに気を取られて目を輝かせ、更には祐一が読んでい
た漫画に興味津々。確か前作では、真琴は勝手に祐一の漫画を読んでいたような気が
しますが、元々は漫画の存在それ自体を知らなかったんですかね。
●幾ら何でも買いすぎ
祐一「こんなに、食べたら、晩ご飯食えなくなるだろう。俺が手伝ってやる」
真琴「うん」
(中略)
祐一「凄い集中力だな」
肉まんが商店街で売っていると聞いた真琴は早速買いに出かけます。
路面電車は第1話以来のどろり濃厚ピーチ味。
4時5分過ぎ、そろそろ帰ったかと真琴の部屋を覗いた祐一。
部屋の中には漫画の山。非力な筈の真琴が、こんな大量の漫画を持ち帰ることが出
来たことが吃驚です。
祐一の問いかけに生返事を返す真琴。
祐一は、真琴の直ぐ横で肉まんを食べてしまいます。
●2回目
祐一「言っとくけどな。後になってやっぱり使っちゃった〜なんて言ったら、只じゃ
置かないぞ。本当のこと言うなら今の内だからな」
真琴「ま、待って」
真琴「…ホントは使っちゃった」
祐一「こら!」
真琴「あう〜。今なら優しいって言ったのに」
祐一「言って無いだろう。後で言うよりマシって事だ」
真琴「まぁまぁ祐一さん。後は私に任せて下さいませんか?」
暫くして、肉まんが無いことに気づいた真琴が再び怒鳴り込みに。
この部分は先ほど怒鳴り込んできたシーンのバンクですか。
怒る真琴にちょっとだらけ過ぎだという祐一。確かに。
そして秋子さんにお豆腐がどうなったかと訊ねられた真琴。
……あの漫画の山は、お豆腐の代金で買ったんですか(汗)。
あの漫画の山から考えるに、一万円札をそのまま使い切った可能性大(笑)。
本当のことを言うなら、今の内だぞと言われて白状する真琴。
こら! と言われて吃驚して秋子さんに抱きつく真琴が可愛いです。
●甘やかしても良いことは無いと思いますが
祐一「叱ってくれました?」
秋子「お小遣いは別に渡すからねって言いました。そうすれば好きなもの買えるでし
ょ」
祐一「それだけ?」
秋子「ええ」
祐一「そんなことじゃ懲りませんよ。なんでそんなにあいつに甘いんですか」
秋子「だって記憶を無くしてるんですもの。労ってあげなくっちゃ。もうすぐご飯に
しますからね」
祐一「記憶喪失ね」
朝方のあゆと言い、秋子さんは子どもに劇甘です。
●食べる時も剣は放しません
祐一「昼の様子じゃ、佐祐理さんはこのことを知らないみたいだな」
祐一「腹、空いてないか」
舞 「少し」
夜。名雪と入れ替わりで再び高校へと出かけた祐一。
廊下には昨日と同じく舞が剣を手に立っていた。
昼間に食べ物で釣れると知った舞に、おにぎりを差し出した祐一。
え…? 舞に持って来る食べ物と言えば牛丼じゃないんですか。
2回目の食事はおにぎりだったような気がするけど。
本作では食事をする時も剣を手放さないのですね。
前作でも蓋を開けさせた上で「箸も」とやって、最終的には剣を置いてましたけど。
●何かを知っているらしい舞
舞 「祐一」
祐一「あ?」
舞 「あの子に優しくしてあげて」
舞に剣が本物か訊ねる祐一の後ろから襲いかかろうとする影。
その影に向け剣を振るう舞。
その正体は、祐一を襲おうとカーテンを被った真琴でした。
前作では第5話、祐一が3回目に夜の学校に忍び込んだ時の出来事ですね。
そうか、すると牛丼の話は次に祐一が校内に忍び込んだ時となるのかな。
吃驚して震える真琴に舞は「おいで」と手をさしのべます。
カーテンを元に戻すように言う祐一。
しかし、真琴は一人では怖いとついて来るように頼みます。
別れ際、舞は祐一にあの子に優しくしてあげてと言います。
舞の正体に気づいてそうな雰囲気ですが……前作ではそんな様子見せたっけ?
●次回予告
祐一「一日中、盆栽いじりに精を出すつもりだ」
あゆ「決まり! 一緒に見に行こう」
名雪「むにゅ、デート…」
真琴「仕事? 真琴、働くの?」
栞 「わ…。そんなことする人、嫌いです」
舞 「もうすぐあの子には祐一が必要となる。他の誰よりも」
秋子「頑張ってごらんなさい。真琴」
舞 「う〜」
第6話
謎だらけの嬉遊曲(ディヴェルティメント)
〜divertimento〜
やっぱり舞と真琴の関わりが前作よりも多いようですね。
では、また。
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Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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