はてさて、昨日の補選でも、その有権者の投票率は、5割程度。
 されば、その半分、すなわち、全体の3割程度を、確保すれば、政権交代、可能という理屈。
 そして、その国民投票で3分の2を越えるべしとの制約も、実際の投票では、その3分の1。
 しかし、その実現は、現実、不可能、である。
 それこそ、最高裁の判事の不信任と同様、そもそも、制度的に不可効力の呪縛の問題。 

 それは、現象として、その大衆社会の流行が、不可避の不易の非可逆性、となる。
 その重苦しい、力学に逆らって、再チャレンジは、大変なエネルギーを、必要とする。 

 実に、始めは偶然、仕舞いは必然。原因のない結果は、なかるべし。

"耐性菌" <resistantstrain2000@yahoo.co.jp> wrote in message 
news:ehed16$nki$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
>  正に、仰せのとおり。
>  そもそも、破綻した、金融構造の改革を、サラ金業者に頼るとは、無理無策。
>  その独禁法を無視して、小売の分野まで、大食の資本に委ねるとは、大失敗。
>  実に、安易にして、愚劣なる、規制緩和。
>  お蔭で、街は、寂れた。
>  そして、農村も、漁村も、生産性を、落として、逝く、運命。
>  はてさて、21世紀になれば、人間の食糧は、工場で大量生産。
>  その地下の清浄な水で、菌類のコンビナート。
>  そして、その海洋の牧場では、鯨も、家畜化。
>  人間、暫くは、飢えることは、あるまいと、信じて居た。
>  勿論、それは、その人間が、知性体であることが、前提。
>  生命体として、その単純な生存の原理に従うことは、その生命に破滅を齎す。
>  それこそ、肝に、命ずるべし。
>
> "村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
> news:ehe5br$2vr$1@news-est.ocn.ad.jp...
>>  小泉内閣の構造改革の一環として、規制改革がオリックス会長の宮内氏をリ−ダ−として進められてきた。
>>  規制改革の歴史は、中曽根内閣の国鉄が始まりだが、成功したことが、はっきり分かるのは国鉄や電電公社あたりまで、でその後デフレに突入し、景気対策的なものが含まれてくるようになってからは、成功しているとは思えない。
>>  その最たるものは、既得権の名の下に、資本力を持つ強者が、弱小弱者を蹴散らすような形になっている規制緩和だ。
>>  薬品、酒類、大規模小売店などの規制緩和で、小さい薬屋や酒店が廃業に追い込まれ、都市近郊の大規模小売店のショッピングセンタ−の乱立によって駅前の商店街や銀座通の小売店が次々に閉店に追い込まれ、シャッタ−通り化してしまったことだ。
>>  ス−パ−での買い物では、かごに商品を入れて、レジに並んで黙って代金を支払うだけである。味気も素っ気もないことこの上ない。
>>  昔は小売店のおばさん、おじさんと世間話をしたり、食材の美味しい料理法を教えてもらったりしながら、買い物を楽しんだものである。それも一つのQOL(生活の質)であった。そんなものもなくなり、味気ない買い物になってしまった。こういう規制緩和はQOLの質を低下させるものだと言わざるを得ないのである。
>>  シャッタ−通り化した街を再生させることは不可能に近いであろう。新規開店しようとする人も後継者もいないからである。
>>  こんな規制緩和は情けない限りである。 
>>  村上新八
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