中ロは、北朝鮮が崩壊することにならないよう当分は配慮をする。が、その配慮にも限界
がある。最早どうにもならないと判断した時は配慮をうち切る。如何なる事態が限界かは
北自身にも納得させる。崩壊は中ロ北の不思議な一致によることとなろう。
このとき、北の選択肢は大きくは二つ、
(1)金正日が政権を放棄し、中国に戒厳軍派遣を要請するか、
(2)玉砕覚悟で日韓に攻撃を加えるか、
である。いずれにせよ、北は崩壊を覚悟しながら当面は一発でも二発でも核爆弾を増やす
ことに精を出す。できれば数十発程度を準備したい。しかしその間に崩壊模様になれば、
「選択」はその時点でなされよう。つまり、北の暴発は向こう見ずのそれではなく、
精密に計算された暴発となる、ということを日本人は覚悟して置く必要がある。

イラクと比べると、イラクは瞬発力がないがだらだら続き、北朝鮮の場合は、
核戦争だから開戦後短期間内に収まるが、そのかわり、瞬発力が大きく、特に
日本は壊滅的な打撃を蒙り、放射能などにより国土は50年間使い物にならない。
安倍内閣よ、北崩壊を叫ぶ極右共よ、キミたちにその覚悟があるか?