結局、あの軍事法廷は不当だった、と力説しているだけで、
その無効を証明するものは何もない。
ここでは「東京裁判」について論じているのに、
こいつはあちこちで処刑されたものまで広げている。
判事の構成につき“もし……”などと仮想を持ち出すなら、
その議論は果てしない。馬鹿としか言いようがない。
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東風 wrote in message ...
> 文面大筋は否定しない。
> 但し、二点の於いて誤解があるようだ。
> 1)所謂A級戦犯が有罪とも無罪とも表現したことは無い。
>  少なくとも、国内法に於いては名誉回復の機会は存在するが、国際法廷に於いての名誉回復の機会は殆ど
皆無である。
>  国内法で起訴するにしても、この世に存命で無い者を起訴出来ないし、通常は起訴したにしても被疑者死
亡で不起訴となる。
>  戦犯として処刑された人は所謂A級戦犯だけではない。 誤解にもとずく有罪で処刑された例もある。
>  名誉回復の機会も無く、少なくとも、その時点では何等法に抵触しない事を犯罪とする事は通常有り得な
い。
>  極東軍事裁判と言われる名の通り、この事は民事上でも刑事上でも無い。国際法云々とは少しは勉強した
様子だ。
>  残念な事に戦時法は単なる国際法概念では語れない。軍事裁判は目的を持って、結論を既に確定された後
に行われる場合もある。
>  その意味では公平な判断に欠ける危惧が常に存在する。
>  処刑された人々も、戦死された人々も命の重さに変わりはない。
>  国際裁判の決定を受入れたのだから終わりと考えているとすれば、常にスケ−プゴ−ドを作る事になる。
>  その様な考え方は、誰かに責任を押し付ける卑怯な者の思考回路に見られる。
>  戦争責任は始めた者、参加した者、開戦に至る環境を作った者総てに存在すると考えるべきだ。
>  戦争でも喧嘩でも相手がいなければ始まらない。時として仲間はずれにされて喧嘩を仕掛ける事はあるが
・・
>
> 2)国際裁判によって犯罪人とされ、処刑されたことにより、日本国民もそれを認め、それ以上改めて訴追を
しなかっただけである。は
>  必ずしも正しい判断ではない。
>  戦争に負けた罪で処刑されたと認識している人も多く、処刑を委ねたと考えた人も多くあった事実を確認
した上で記述されるべき。
>  一億総懺悔と言われても、必ずしもそうでは無い事は念頭に置いて置く必要がある。
>
>  近隣国はその事を承知した上で、その代表として所謂A級戦犯合祀を指摘したと思う。
>  もう少し踏み込んで言えば、判事を選任されていない被害国が語る事であり、若し現中国、韓国から判事
が選任されていれば結論は大きく異なったかも知れない。 良くも悪しくも自らの意見を反映されない国であっ
た事には違いない。
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