さあ、その北朝鮮、どうするのか。
 そもそも、自分の責任で、決断を、しなければならない。
 それこそ、拘束力は、ない、のだから。
 そのロシアの賛同、心強い。

安保理、対北朝鮮議長声明を採択
 北朝鮮の核実験問題で国連の安全保障理事会は6日、全体会合を開き北朝鮮に対し、核実験の自制を求める議長声明を採択しました。
 声明ではまず北朝鮮の核実験表明に対し深い憂慮を表し、核実験を自制するよう要求。6か国協議の早期再開を求め北朝鮮に無条件復帰を促しています。
 そしてもし核実験をすれば国際社会の平和と安全の脅威になるとし、国連憲章のもとさらなる行動にでることを強く警告しています。
  「(実験実施なら)国際平和と安全の脅威になると謳っている。当然、(制裁を科課す)7章を基礎とした行動にうつる」(議長大島賢三国連大使)
 また声明は、ほぼ日本の原案を踏襲しており、制裁を定めた国連憲章7章そのものを明記せず、6か国協議についての文言を増やすなど、対話重視の中国・ロシアに配慮したことで「報道声明」より強い「議長声明」の採択にこぎつけました。
 「非常に良い声明で採択されて満足しています」(ロシア国連大使)
 議長国として日本がいち早く声明案を提示し柔軟姿勢にまわったことが早期採択につながりましたが、拘束力のないこの声明が北朝鮮に対しどれだけの抑止力を発揮できるかは不透明です。(07日05:19)