残念なことに、その段階は、過ぎて仕舞った。
 その国連の一般演説でも、お互い、最後通牒。
 いみじくも、貴殿が評したように、勝負開始
 事実上、交戦状態と看做されても致し方ない。
 東風さんも、指摘したように、岸壁を離れた。
 これを戻すのは、それこそ、現実的ではない。

"ichiro,s" <aomimi16@poplar.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:efvms0$obh$1@news-est.ocn.ad.jp...
> 北朝鮮の崩壊を願う勢力がどの程度のものかは知らないが、
> この問題はそんなに簡単なものではない。
> 米国にとっては、北の崩壊は痛くも痒くもない。だから強く出る。
> しかし韓国・中国・ロシアそして日本にとっては重且つ大なる問題を引き起こす。
> 北が崩壊するなら少なく見積もって数百万人もの大規模難民が発生する。
> 彼等はまず韓国に雪崩をうち、次いで中国・ロシアに波及する。
> 次に舟艇に乗り込み、日本海沿岸に押し寄せる。その数ざっと数十万。
> 舟が不足すれば、あちこちの闇商人が暗躍する。
> 日本及びその周辺は、東洋のパレスチナに大変貌し、無秩序地域となる。
> 日本の政治は数十年間或いはそれ以上もの期間にわたり、そのことに振り回される。 
> 
> かかる目に遭って初めて日本人は、ああ、あのとき、ほかに執るべき手段が
> なかったのかと後悔する。(いつものことだが……)
> 例え如何なる国であるにせよ軽々しく近隣国を崩壊させれば、その波をかぶるのは
> 自分の国であることを忘れてはならない。
> 政変に導くのは、軟着陸できる見込みがある場合に限られる。日本の場合、
> シチュエーションを異にする米国に追従することには特に慎重でなければならない。 
> 
>