古寺です。

SHIMADA,makoto さんwrote:

> kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp wrote:
> 
>>   ふつう屋根上にクーラーユニットを載せますが、重いものなので
>                    :
>> 似たようなコンセプトの小田急3000(SE)なんかはこのために床置き
>> クーラーを設置したと思います。

けど、私が知ってる状況のSSEだと、結局連続キセで繋いだ分散冷
房に大改造されてるんですよね。ショート化で床スペースが惜しく
なったということでしょうか?
NSEの床下ヒートポンプの慢性容量不足対策では、通勤電車の4基分
散用くらいのを1基、屋根上にドンと載せました(床下+増設)。こ
れもかなりの補強だったと思います。
私が1人でウロつき、時々特急料金払って乗ってみるようになった後
にやおら改造されたんで、随分長年容量不足だったと思うのですけど。
増設するのがそれだけ容易じゃなかった(大規模修繕の時期に同時に
やった?)ってことなんでしょうか。

>> 三岐の車両もそうやって何とかしたということじゃないでしょうか。
> 
>     三岐のは仰る通り、床置型のようですね。特殊狭軌で
>    冷房装置を床に置くと乗客用の床面積が減ってしまいます
>    が、そもそも廃止の話もあったぐらいの閑散路線ですから
>    それぐらいは何とかなるんでしょう。

だいぶ前にフォローしましたが、むしろ輪重バランスの検証などの
方が大変だったでしょうね。

>     後、床置き式の冷房は軽量構造の車両でなくても
>    手っ取り早く安価に改造したい場合に使われます。もう
>    廃車になってしまいましたが、九州で使われていた423系
>    の中にもありました。

まあナハ10以降の車両は程度の差こそあれ軽量構造で、ああいう最
も高い位置に重量物を載せようとすると設計の計算が必ず変わって
来るはずですから。TVの「国鉄みどりの窓口」(朝の空席情報と旅行
PRなど番組)だったかなぁ。103系に冷房載っけるというのも一筋縄
じゃいかんのよ〜な、大井工場あたりでの改造風景PRをやってたこ
とが有りまして。構体バラして補強とか、並行して断熱材を入れた
りとか、本格改造の方はなかなか大変そうでした。
国鉄の場合、基数が増えるのを嫌って(の理由はなんとなく見当が^^;)、
両数の多い通勤・近郊電車では改造でも集中型が原則になりました
しね。この辺も民営化で方針修正が有ったり。

#私鉄系の電車話では、集中型原則の会社でも、改造なら分散が有
#利って良く言われてたわけで。