テレビ朝日系列で放送されたスーパーマンの映画を見ました。
やっぱり空想ヒーローものはこれくらいノーテンキなほうが楽しいなあ
と思いつつ、でもしょせんは彼も米国市民なんだよなあ、なんてことも
考えてしまう今日この頃ですが、まあ、それはさておき。

クライマックスのシーンについては、公開当時から「地球の自転が逆転
したって時間は戻らんだろ」というツッコミがあったと思います。
それに対して、「あれは地球が逆回転したから時間が戻ったんじゃなく
て、(スーパーマンの超能力により)時間が逆転したから地球が逆回転し
たように見えただけ」という反論もあり、個人的には、それで納得して
おりました。

ところが、久しぶりに実際の映画を見てみると、あれはやっぱり「地球
の逆回転→時間の逆行」だったようです。というのは、スーパーマンが
地球の自転と逆方向に飛んで時間を戻したあと、さらにまた逆方向に飛
んで地球の自転を通常の向きに直していたからです。
# そんな付け足しがあったことなんて、すっかり忘れてました。

一応、「時間の逆行→地球の逆回転」説の立場から考えてみると、時間
を戻しすぎたので微調整したいう解釈もできなくはないです。でも、画
面で見る限り、せいぜい数時間程度に相当する回転だったようなので、
あんまり意味ないような気がします。

で、いずれにしてもあの映画では、地球上の時間だけが逆行したと考え
られるわけですが、そうすると地球の外部との通信なんかは完全におか
しなことになりますな。あと、スーパーマンが時間を逆行させているあ
いだ、もとの時間の流れにおいてスーパーマンとかかわっていた人々は
どうしていたのかとか。考え始めると意外におもしろいです。

# という気もするけれど、あの映画でそんなこと考えちゃいけない。
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AMAUMA (フロムは間違い、センダを参照)