靖国不参拝こそ公約以上の価値なのだ
小泉総理は、記者から「8月15日に靖国参拝の公約は生きているか?」と質問され、「勿論生きています。公約は果たさねばなりませんからね」と答えた。今年の敗戦記念日の靖国参拝は確かなようだ。
以前このサイトで、小泉は退陣直前の8月15日には、靖国参拝をするのではないか、との予想を述べたが、不幸にもそれが的中したわけだ。
首相就任以来5度目の参拝だが、最後の「最後っ屁」みたいに、そして、5年間も中国との主脳会談を拒否され続けたやけっぱちの憂さ晴らし参拝をするのだ。一国の総理としての品位も配慮もない、ならずものの居直りみたいな行為としか言いようがない。
小泉は、公約というが、国債発行を30兆円にとどめるとした公約はとっくに破棄されている。経済状態を判断した弾力的に運営したのだと言うであろう。
靖国参拝公約も、そんなことより、中韓との友好推進の国益価値がはるかに大きいことを考えれば、当然破棄すべきなのだ。それが一国の総理の判断であるべきである。国益よりも我執を上位に置く、総理としてはあるまじき愚かな国賊行為と断ぜざるを得ない。
そして、次ぎの総理は、みっともない「夜這い参拝」の安倍と来れば、日本の東アジア外交は絶望的、日本は蚊帳の外で、アジア経済圏は中国のリ−ダ−シップで進められるであろう。そして次期のアメリカ政権が民主党に移行すれば、アメリカからも見放されることになるのだ。
こんなバカな自民党政府に任し続けている日本国民の責任なのだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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