先制攻撃と先制攻撃体制造りは違う
北朝鮮が日本に向けてノドンを発射すれば、着弾まではに7分と掛からない時代なのだ。それも一発とは限らない。日本に照準を合わせて200基もの発射台があるというのである。しかも1発でも破壊力は大きいし、原発にでも命中すれば原爆と大差のない被害がでるであろう。
現代兵器は、使用されれば、とてつもない被害を齎す時代なのだ。こんな時代には、やられてから、専守防衛で反撃では専守も防衛もできないのだ。
だから、先制攻撃体制が必要なのだ。先制攻撃体制とは、発射準備を察知したらやっつけるぞ、という決意を示し、その体制を作っておくことにより、敵のミサイル攻撃を抑制する、ということであって、先制攻撃を実施することとは違う。
それを混同するから、「乱暴だ」とか「全面戦争になる」とかの議論がでるのだ。「外交交渉」など通じない相手にはそうするしかないのだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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