一敗同士のぶつかり合いとなった日本対クロアチア。
両方とも負けられない一戦とあって、最後まで見てしまったが、
品位や爽快感を伴っていたこれまでの他グループ他試合と違って、
もう見たくないような肉弾戦、泥仕合だった。

何でこうなるのか?。 クロアチアは確かヨーロッパ予選を無敗で
切り抜けてきた強豪。 であれば、イングランドとか、ドイツとかのような、
品のある・スカッとした試合(ゴールシーン)でも見れるはずであるが、
ところがところが、日本と当ると普段我々がJリーグで見慣れているような、
ラグビーだか、サッカーだかわからないような玉転がしレベルの
低レベル泥仕合をするようになる。 
つまり、こういった原因は明らかに相手である、日本のせいだろう。

結果的に得点は0対0であるから、実力互角である。
つまり、もっと言うなら胴長短足であれ、
日本のJリーグも、ヨーロッパレベルの品のあるスカッとした
鑑賞に値するサッカーをしようと思えばできると言うことであろう。

ところが、しない…できない。勝たなきゃだめと言う思考が強すぎて、
鑑賞的・興行的価値を減じているのであろう。
そして、それにすら気づいてない模様。

 クロアチアは、ブラジルとも1対0と渡り合っている。
でもこれほどは疲れなかっただろうし、泥仕合でもなかっただろう(見てはいない
が)。
たぶん、もともと興行であるサッカーに根付いてる考え方は、
相手のいいところも出させる(出てしまう)が、自分らのいいところも出すという、
疎な布陣で望む戦い(=スーパープレー等が出やすく、鑑賞的価値も上がる)であっ
て、
最初から肉弾戦・ファール狙い、相手のいいところをぜんぜんださせない代わりに、
自分らのいいところも出せないサッカーではないはず。 
明らかに、文化の違い考え方の違いというか、あんな試合W杯で全世界に放映される
んであれば、もう出なくていいよ。 「一人、わかってない奴」と思われるのが関の
山。

そう言えば、昔「エコノミックアニマル」とか言われてたけど、変わってねぇ。