「真実が好きだぁ」
と私は言った。

すると、長い髪をかき上げながら真実(まみ)は言った。
「こんど言ったら殺すわよ ! 」

つまり、真実を真実に伝えようとすると真実に殺されてしまい。
真実を伝えないと、私は、やはり真実の為に死んでしまう。
嗚呼…これが恋。

と、苦悩しながらも、思わず知らず、
隣に座っていた真理(まり)の身体を撫で回していた私が、
親から付けて貰っていた名前は、「嘘」。

だから…仕方がないのですよ。私はそういう風に、
その場その場で、情け無い嘘をつき続け、
私自身がその嘘に騙される星の下に、
生まれているのですよ。

「真理がすきだぁ」ってね。ふん。

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123.あ〜い●◎∵太陽[]<>+P)==~|◇diagram×!#&ぶーんbottle☆:-tt??