Re: 汐見橋支線
古寺@すみません、再検証に行って来た件をそろそろまとめたいと...
Masahiko KODERA wrote:
> kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp さんwrote:
>> の真ん中の終着駅がいいですね。あと、車両が18m級2ドア? そんなもの
>
> いやぁあの終着駅は最高ですよね。
今日気づきましたが、この駅で有名な改札上に有る、明治時代の観
光案内図をそのまま掲出してるような、はるか高野への沿線案内図、
なんかずいぶん破れちゃってますね。
この駅って古き良きを残しているのか、桁外れのほったらかしなの
か、どっちだろと思ってましたけど、なんか「ほったらかし」の方
なのかと思えて来ました。
今回の行程の締めくくりで、阪堺線を浜寺駅前まで乗って、羽衣か
らJRへ回るべく、レトロ駅舎の双璧?浜寺公園駅から1駅乗車しまし
た。こっちはメチャクチャ良く整備されてます。
南海本線はホームにエアコン付きの待合室が良く整備されて(山陽
新幹線なんか、去年ようやくで、凄く楽になった)いて普通車15分
間隔もなんとかキレずに我慢出来ますけど(^^;、ここの下りホーム
のがまた恐ろしくレトロで綺麗な待合室で。そこに雰囲気壊さず
エアコンと、そのためバネで勝手にドアが閉まる仕掛けを仕込んで
いるのが凄いです。
> 途中の駅も、大阪高野鉄道時代の貨物輸送を匂わせる(確か舟運との結
> 節とか)駅があったりして。
その名も木津川で...スケールは数十倍違いますけど、桜島線の安治
川口などが浮かんでしまいました。着発線が残り、ホームと駅舎の
行き来は構内踏切でそれと上り線の両方を渡る必要が有ります。
着発線は小規模ですが、隣接の通運会社敷地に入ってた方が主な荷扱
スペースだったんじゃないかと思われます(この辺、旧国鉄の貨物廃止
駅でも有る風景)。
「大阪高野鉄道時代の貨物輸送を匂わせる」なんて大袈裟な事を書き
ましたけど、南海本線との連絡である西連絡線への分岐跡などと同時
に見直して、ふと気づきました。
旅客列車系統と絡まなかった西連絡線、旧高野線が南海本線高架工事
で分断されるまでは車両の出入りという点でも必然は有りませんし、
木津川〜西連絡線〜南海本線という貨物系統用なんでしょうね。
とすると高野線の旅客列車が全て難波へ向かう様になった後も、貨物
輸送でしばらくはそれなりに賑わっていたのかと。
最後はショボショボだったでしょうし、ちょうど自分が鉄道雑誌を買
い始めた頃に600V→1500V昇圧があって、貨物営業用の機関車はそれ
を機会にやめてしまったような記憶です。
この視点で、汐見橋から再び岸里玉出へ向かって乗車したところ、高
架へのアプローチが西天下茶屋を出発してからすぐに始まり、かなり
の緩勾配で有る事に気づきました。
あと一回?(ぉ〜ぃ ;_;
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