ポスト小泉、普三と福田を比べてみると
日本は民主主義国家だが、実質的に自民党政権が60年も続くのは、成熟した民主主義国家とは言えない。こんな国は先進国には勿論、共産主義独裁国家かアフリカの軍事独裁国家以外にはない。
その最大の理由は、国民が保守的で、「ガイアツ」がなければ、現状維持を望むからだ。明治維新の改革や敗戦による民主国家への変身などの大改革は、いずれもガイアツによるものなのだ。
一日も早い政権交代が望ましいが、よほどのことがない限り総選挙までには期間があるから、ポスト小泉の自民党首相が続くのだ。
今のところ、ポスト小泉の争いは安倍普三と福田康夫に絞られてきている。そのどっちがまだましかということになる。
この2人は、格差社会、中韓外交、靖国、消費税、教育基本法などすべての面で違う。が、おしなべて言うと、普三は、小泉踏襲で、つくろい、建前が多く、素人向き、に対して福田は、反小泉、マクロ判断、現実対応、玄人向きとい言える。
総理の器としては、福田に軍配を上げたい。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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