NHKクローズアップ現代をはじめ民放なども、産婦人科医などの
不足問題を取り上げてはいるが、どのキャスターも解説者も肝腎な
ことは何一つ指摘していない。
肝腎なこととは、「医師を飛躍的に増やせ!!」である。
今日の医師不足の原因は、日本医師会を始め医療関係者どもが、
出来るだけ医師の数を増やさず、従って「医師」と名のつくニンゲンで
ある以上、すべて世間から貴族扱いされる存在たらしめようという画策にある。
西欧では、ダメな医師なら失業してタクシーの運転手になる例さえあるという。
日本でも、医師自身が互いに切磋琢磨し、どんどん淘汰されるようでなくては
ならない。そのためには、大学の医科コースへの募集人員を今の50%増ぐらい
にしてもよさそうなものである。