そんなに単純な話しか。
入札入札で工事の質が落ちたらどうする。
この種の問題で利害相反する当事者もなく、
互いに獲得目指して競争するしかない民間に、
過度に委譲すれば、耐震偽装問題発生。
逆に役人を増やせば、(この間賛成投稿していた)公務員削減に逆行。


"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
news:e243t6$n52$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  官庁の工事、物品、サ−ビスの購入は入札によることが原則で、入札をせずに、
特定業者と契約する随意契約方式は、その業者しか出来ない場合とか機密事項に属す
る場合とかに限定されている。従って、総契約件数のなかでの随意契約比率は極く低
いはずである。
>  ところが、NHKの調査によると、中央官庁の一件500万円以上の契約のうち、全体
の70%が随意契約であることが判明したという。官庁別では環境省が95%でトッ
プ、次いで国交省が90%であったという。なかには、農水省のように、23%とい
う数字もあるが、これくらいなら納得できる。
>  環境大臣の小池のおばさんは、「省内に調査委員会を設けて実態をチェックし、
現在の半分くらいに下げたい」と言っているが、省内調査では、泥棒が泥棒の調査を
するようなもので、何もでてこないであろう。暢気な話である。
>  先には、新潟県で同様の問題が発覚しているから、これは中央官庁に限らないと
いうことである。
>  官製談合の問題は、しょっちゅう槍玉にあげられているが、随契の問題が表に出
たのは初めてである。
>  談合も悪いが、随契はある意味では談合より悪質である。談合は業者間互助制度
みたいな意味はあるが、随契は特定の業者とだけの相対密室契約だから、その裏にど
んな利権を絡ませているかは分からないし、契約価格も高いであろうし、それによっ
て利益を得るのはその特定業者と官僚だけだからである。
>  このようなことをこれまで放置してきた政府の責任は厳しく問われねばるまい。
それでも、誰も責任を問われないのが官僚機構なのだ。
>  オンブズマン機関もマスコミも、今後の重要監視事項として、情報公開を求め、
厳しく監視することを求めたい。
>  村上新八
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