ラブゲッCHU #1
待ちきれなくて猫間です。
とある新番組が自分の心の琴線に触れたので衝動投稿。
その番組は、『ラブゲッCHU ミラクル声優白書』。
我ながら感覚が狂っているとしか思えませんが、よりによって『ラブゲッCHU』が琴線に来て
しまったのです。
この作品『ラブゲッCHU ミラクル声優白書』は、声優を目指す少女たちの夢と希望と情熱を
詰め込んだ物語……じゃありません。
OPを見ただけならば、可愛い娘たちが努力しつつ楽しく声優を目指すアニメのように見えます。
が、違いました。
この作品、馬鹿だ(←褒め言葉)
以下で主要キャラを簡単に紹介するので、それを読むだけでも馬鹿っぽさが伝わると思います。
ここから先はネタバレあるので御注意。
・苺原 桃子
憧れの男性声優に近付くために声優を目指して上京してきた、世の中を舐め切ったヒロイン。
人形(うさまる)に独り言を話かける危ない娘。武器は声量というか大声。
ミニスカートのガードは固い。
・佐々木 祐理花
根拠の無い自信を持った、良くも悪くもポジティブ思考の女の子。
養成所の面接で、歌やラジオやグラビアで活躍するアイドル声優を目指すと公言。
今後のムードメーカーになりそう。
・小野寺 翼
男の子役「だけ」をやりたいという強い信念を持ったボクっ娘。
実力のほどは不明ながら、きっと男の子役は上手いのだろうと思われる。
・大原 天音
「今は声優にもルックスが求められている時代です!」と言い切るグラビアアイドル出身者。
当然、声優としての実力は無きに等しい。
養成所のオーディション会場には何故かメイドを連れて参上する。だが、それが良い。
・鈴木 りんか
引っ込み思案のめがねっ娘。この娘は良い娘です。何故なら、めがねっ娘だから。
机の上に胸が載るほどの隠れ巨乳であることは見なかったことにしておこう。
・大門 エリ
声優養成所の社長。上記の女の子たちの痛い発言を切って捨てる、この作品で唯一の常識人
と思いきや、桃子の腹に「はあぁっ!」と拳を叩き込み「なかなか良い腹筋してるわね」で
一発合格を決めてしまう、この作品で最も壊れている人(汗)
・北条 きよか
メイド。ピンクのツインドリルの持ち主。天音が車から降りる際には赤絨毯を敷く。
有能なメイドなのかドジっ娘メイドなのかは不明。声はこやまきみこさん。
・真栄田 アタリ
男。桃子が暮らすことになるアパートの同居人。職業はアニメーター。
桃子との初対面が痴漢誤爆。二度目の対面は全裸披露。
このキャラ紹介だけでストーリーもなんとなく分かってしまいますが、簡単に第一話の
ストーリーも紹介しましょう。
まずアバンタイトル。
「世の中に声優と呼ばれる人間はごまんといる。
だが、この世界で輝くことが出来るのは一握りだけ。
自らの身を燃やし、輝く恒星のような美しさと強さを持ったものだけが、
人に夢と希望と情熱を与えることが出来る存在になれるのだ。
これは、声優を目指す少女達の物語である」
こんなナレーションが入っていたから真面目な作品だと思ってしまったじゃないですか(笑)
「お前はリンクに祝福された少女。氷の歌を聞くことの出来る舞姫なのだから」
CM明け冒頭からフィギュアスケート……の、アニメ『スケーター伝説・愛』。
そのアニメを見ていたのが5年前の桃子。熱心に見ています。
この時点では、アニメに憧れて声優を目指すようになったのだろうと思ってしまいます。
違ったのですが。
5年後、上京した桃子を待ち受けていた最初の試練は満員電車の痴漢。
「犯人発見です、うさまるさん。ここはきっちりと思い知らせてやりましょう。
すうぅぅぅ…………きゃあぁぁぁぁぁ!」
大音量で悲鳴。ところが、痴漢は誤解。それがアタリとの初対面(苦笑)
やってきました声優養成所「Λ8」のオーディション。
そこに現れた黒塗りの車。
桃子の目の前に止まったリムジンからメイドが出てきて赤絨毯を敷き、
「どうぞ、御嬢様」
「ありがよう、きよか」
これが天音の初登場シーンです(苦笑)
オーディション参加者の祐理花と仲良くなる桃子。
「あなた、オーディションは初めて?」
「祐理花ちゃんは違うの?」
「五回目よ」
「へー、四回も落っこちてるんだ」
こめかみをグリグリされます(笑)
このシーンの祐理花ちゃんがキュート。
「わたし、絶対にΛ8に入るの。だって水斗がいるんだもん」
「水斗って、一ノ瀬水斗さん?」(註:有名な男性声優らしい)
「そう。わたしの未来の旦那様」
「はぁ?」
「同じ事務所に入れば顔を合わす事があるでしょ。出会ってさえしまえば結婚なんてすぐに」
誰か、この夢見る世間知らずに目覚まし時計をセットして下さい(汗)
りんかが待合室に置かれている水着に気付いて、水着審査があるのかと桃子が妄想。
しかし、グラビアアイドルの天音には空想の中でも勝てない(苦笑)
結局、この水着は別室のモデルオーディション用だったことが判明。
つまり意味無しサービスシーンだったわけね。
オーディション開始。オーディションと言っても個別の面接審査だけのようです。
その面接で、Λ8の社長・エリに辛らつな言葉を投げかけられて打ちのめされる祐理花たち。
内容は先のキャラクター紹介を参照。
そして、ヒロイン桃子はビル内で迷子になって大遅刻。
会場は地下なのに屋上に出てきてしまった桃子は、大きく息を吸うと、
「苺原桃子でぇぇぇす! 迷子になっちゃいましたぁぁぁ!」
辺りのガラスにひびが入るほどの大声。まさに音波兵器。
その大声に「何か」を感じたエリは、屋上に出てくると桃子にボディーブローをブチかまし、
「なかなか良い腹筋してるわね」
何してるんですか、この社長は(笑)
「あなた、もう審査に出なくて来なくて良いわ」
と、エリに言われてショックの桃子。
しかし、結果は合格。桃子は審査受けてないのに(苦笑)
合格したは良いけれど住むところがない桃子。
祐理花から紹介された物件を訪れると、たまたま風呂上りのアタリと遭遇。
そして落ちるバスタオル。大音量の悲鳴が響く(笑)
いやはや、最初から最後まで笑いっぱなしでしたよ。
今期のバカアニメ(略してバカメ)は『ラブゲッCHU』で決まりでしょう。
自分は今期、『ラブゲッCHU』と『いぬかみっ!』を精一杯応援していきます。
(……あれ? 1つ増えてるぞ?)
それでは、近いうちにf.r.aで。
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猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
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