民主党は挙党体制の確立を図れ
民主党の代表選挙は7日に迫っている。
代表戦に立候補するのは、小沢一郎と菅直人の二人のようである。危機に立たされた民主党で現在あげ得る最も適任の二人であることは間違いあるまい。
党内には、代表一本化と選挙との二つの声がある。しかし、実力者間の話し合いで一本化すれば、小渕総理が急逝されたときの森総理の誕生のように談合だと言われかねない。森総理の場合は言葉の通り密室での談合で決まったのだが、一本化のやり方によっては談合とはならないと思う。
一方選挙ということになれば、どっちが勝っても、そのしこりで、挙党体制にひびが入る可能性もある。そんなことを言っていられる民主党ではないのだが、人間だから、それは分からない。
それなら、いそのこと、代表と幹事長をセットにして、小沢代表、菅幹事長の案と、菅代表と小沢幹事長の案の選択選挙としたらどうなのか。
これなら、いずれの案が選択されたとしても、勝敗感が薄れるし、しこりも少なく、挙党体制が取り易くなるのではないか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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