> 私どもも、この喚問においてその凄腕に注目したいと思います。 

偽装建築設計士「最初の連絡は、98年でした。
 そのころ私は、預言者が好きだった人からメールを貰ったとの連絡を受けました。
 その時、預言者は、その人に好きだとメールで告げたそうです。
 それで、預言者の40年後か80年後のフィアンセの親戚が、これは作り話ですか、
 『預言者はフリーターで貧乏だから、私が紹介した安いマンションなら、
 住むだろう、預言者は阪神大震災を徹底的に予言しないで6400人も死なせた罪人だ、
 親戚のフィアンセの安全は私が神に祈って何とかするから、とにかく預言者を、
 耐震強度の弱いマンションに住ませて地震で死なせるようにしてくれ、これは成就したら神の報復だと思う』
 こんな連絡を受けたのです。それで、耐震強度の偽装を行いました」

質問者「それは聞き捨てならない話ですね。あなたの偽装建築設計で、
 結婚を延期したカップルも、いるそうじゃないですか。
 預言者が『もう子供を作らないで生きろ』と命令しているのに、それが届かないで、
 貧乏なのに子供を産み続けて理不尽に安いマンションを要求し続けたあなた方は、
 現代の殉教者のように、これから刑務所暮らしをするであろう偽装建築設計士に、
 感謝しなくてはなりませんよ、偽装建築設計士を非難するなんて、とんでもない事です」

偽装建築設計士「ところで預言者は今、何をしているのですか」

質問者「120歳を成人式に制定したいので、
 誰もが120歳まで童貞と処女を保って生きていられるように頑張っているそうです」