日韓外相会談での麻生のおかしな発言
釜山で開催されるAPECに主席するために当地を訪れている麻生外相が韓国のハン外相と会談した。
ハン外相は、歴史認識や靖国問題について、小泉首相には話をしているから多くは語らないが、と断った上で、「わだかまっている」と述べたという。これに対して麻生外相は、「それはよくわかる」が「二度と戦争をしないために参拝しているという小泉首相の考えを伝え、理解を求めた。
このような応酬は、いままで何十回も繰り替えされたものと何も変っていない。こんなことを何千回繰り返しても中韓が納得するものではないことくらいは分かっているはずである。こんなものは外交とは言えないし、これでは中韓との軋轢は永久に解消しないどころか、ますますこじれるだけである。
「郷に入れば郷に従え」という言葉があるが、日本はアジア村の一村民なのだ。アジア村の他の村民が嫌がることで、その嫌がる理由も気持もが分かることを、何でゴリ押しするのか。小泉の我執を満足させる以外にはデメリットがあるだけのこんなくだらない問題で意地を張り通す小泉は、ス−ハ−クレイジ−としか考えようがない。
「二度と戦争をしない」なんてことは理由になはならない。「戦争放棄」は憲法に規定している日本の永遠の「国是」なのだ。靖国に祈る問題ではないのだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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