米国の世界戦略の日本でのトランスフォ−メ−ション計画の全貌が明らかにされた。横須賀は、住民が反対する原子力空母の母港化され、厚木には米陸軍の第一司令部がワシントン州か移り、恒久的に中国を睨むことになる。この決定に神奈川県の松沢知事は、県民の要求とは正反対の方向に動くものだとしてかんかんに怒っている。
 小泉の地元も横須賀だが、このばかは「これで一層日米同盟が強化されることになるでしょう」と蛙の顔にしょんべんなのだ。
 トランスフォ−メ−ションの途中では、「まだ何も決まっていません。決まる前にはご相談します」と言いながら、決まっているのに知らぬ顔をし続け、相談も何もないままに「こう決定しましたので、ご理解を賜りたい」と抜かすのがいつもの日本政府の手口なのだ。
民主主義とは、住民の意見を最大限反映させることだが、米国は、そんな民主主義的な手順は自民党政権下の日本には必要はないと高を括っているのだ。
 国民は、この米国のトランスフォ−メ−ションで、「はば」がいなくなるところは大喜びしているが、「はば」が回されたところは悲嘆にくれるだけなのだ。情けない限りである。
 こんな米国の51州目準州以下の日本にしてしまっているのも日本愚民なのだ。
 村上新八