率直にお尋ねいたします。

(1)今後、民主党はじめ、野党が政権とってまさに政権の交代劇
   を演ずることが日本国の政治はありうるのでしょうか?
(2)「ありうる」とした場合、それはどうした場合でしょうか?

人に質問だけしておいて、自分の感想を一言も示さないとするのも何失礼で有る
ようにも思いますので、わたくしの所見を軽く申し上げれば、

(1)政権を「取りに行こう」とする限りは交代劇はありうる。しかし一度失敗
   している以上短い期間の中でそう何回もチャンスが訪れるわけではない。
   だから、一日一日を大事にしないとまた50年が経ってしまうでありま 
   しょう。

(2)それは、その時代の憲法や選挙制度を研究し、「合法的」に盲点を突くこ
   とをしなければまず無理。そう、わたくしは「無理」だと考えます。ここ
   はドイツに学んでみたい。国家社会主義ドイツ労働者党にです。野党が政
   権をとるまでになるのは並大抵の努力では無理。その意味では民主党には
   日の目を見るチャンスなどないのではないかとさえ感じることが有る。む
   しろ、わたくしは他の党にそれを期待するくらいですね。

   皆さんは、与党をも含めてそれぞれの政党の態度とか姿勢を問題にしその
   良し悪しが大きく選挙結果に影響を及ぼすと考えておられるようですが、
   わたくしはその考えには疑いを最近持ち始めました。そのようなものは全
   く影響し無いとは言いませんがあくまでも「ソフト」であって、「ハー 
   ド」的には形成が決められている、そんな気がしております。

   というのは、自民党は他の何処の政党よりも選挙制度(憲法を含めて)を
   研究している。民主党なんてその「ハード」の部分の研究は殆どしていな
   いのとちゃいまっか?暇がないとか言って。

   小泉氏は国民から好感を得られている議員だとされていますが、もし、こ
   の小泉氏が最初から「野党」だったら今ほどの好感度を持って国民に迎え
   られたでしょうか?わたくしはそれを疑うわけです。与党はそれをも念頭
   に入れて作戦を立ててくるでしょうし、与党が何にもしないで野党のみが
   何かをやる場合を設定して考えを進めるのは現実的とは言えますまい。

                        私見の骨子は以上です。

独断と偏見で結構ですのでGON氏の諸賢をお聞かせ願いたい。

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太宰 真@URAWA