yam wrote:
> "Fuhito Inagawa" <fuhito@za.ztv.ne.jp> wrote in message
> news:dgiv9u$nql$1@news.mirai.ad.jp...
> 
>>Fuhito Inagawa wrote:
>>
>>>有権者が、「改革」という言葉にそれぞれ勝手な幻想をいだいて、
>>>それを実現してくれるのだと思い込んで投票してしまったのが、
>>>今回の選挙だったと思う。
>>
>>小泉が、「郵政民営化の是非を問う」と言っている所に端的に現れて
>>いますね。これが「(先に廃案になった)民営化法案の賛否を問う」で
>>あったなら、結果はどうなっていたでしょうか。
> 
> 
> というか、あの法案ですら賛成できない、自民党内反対派や民社党。
> 幻想を通り越して嘘とばれまくりの、社会党のなれの果てや共産党。
> そんなものよりは、小泉のほうがまだマシというのが、国民の結論だった
> わけでしょ＞今回の選挙。

マシだなんて思ってないでしょう。スローガンだけの改革、民営化だから
それに期待したんだけれど、中身は改革でも何でもない幻想だったわけ。

国民は増税、負担増で痛めつけられている実感はあるわけです。
ところが、小泉は「痛みに耐えれば未来が見えて来る」みたいな事を
先に言っちゃった。病気だから手術しなければなりません。(手術は
痛みを伴うけど)手術すればきっと良くなりますよ、ってわけですね。
だから、今の痛みは改革のプロセスなんだ、その後に私達の望むような
改革をしてくれるんだ、と思い込んでせっせと投票したんでしょう。

一方、「痛みに耐え」る主体と「未来」を享受する主体は全然別なんだ、
と言う事が判ってしまった人もいるわけです。

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稲川 史(ふひと)
                http://www.za.ztv.ne.jp/fuhito/
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