テレビを見て感じることは……

自民党が最も鋭い攻撃の狙いを定めている対象は民主党、
「なぜ民主党は郵政民営化に反対するのか!」と。
党をあげて応援しているのが刺客と言われるマドンナ達、
それに公明党関係者達、
新党の元自民議員に対しては左程批判を強めてはいない。

公明党も同じく民主党を激しくぶったぎる。

共産党は、型どおりの自民党批判をするが、目立つのは、
民主党を自民党と同列の「郵政民営化及び増税」側と見て批判。

社民党は、憲法問題を柱に独自に歩みたいが、人材が足りない。
二つの新党は、小泉を批判するが、自民党を批判しているわけではない。

コイズミ、神崎、共産党らの激越な民主党攻撃に対し、
民主党の矛先は「みなさん、コイズミさんは……」を連呼するだけ。
これじゃァ国民の頭からコイズミを消してしまうことはできない。
敵は自民党全体だという意識に欠けるようではいけませんナ。
過去から現在に至るまでの自民党独裁政権のもたらした悪政を
衝けないようではいけませんナ。

創価学会系統の雑誌を見ても分かるように、
創価学会は宗教団体というよりも完全な政治活動団体である。
宗教施設といいながら彼等の会館は政治活動の事務所となって
いるのではないか。
こうした団体を基盤に据える公明党を批判できないようでは、
いけませんナ。