"ichiro,s" <aomimi16@poplar.ocn.ne.jp> wrote in message news:der31p$86s$1@news-est.ocn.ad.jp...
> 公明自民党の両党首は、挙って“小さな政府”を標榜している。
> それを言うなら、併せて「減税」をも打ち出さなければならない。

仰るとおりですね。

> 然るに彼等がやっているのは「増税」、だから“ウソ”なのである。
> 小泉&神崎の所謂“小さな政府”の狙いは、彼等が勝手に使える
> 予算のパイをなるたけでかく確保しようとするにあると見たい。

まぁ、この点は憶測の域を出ませんが。ただ、このような見方をするに
せよ、もっと奥を深くほじくっておく必要がありそうです。「見えた」、はい、
それでお終い、じゃぁ国民にとってたいした知恵にもなりはしないので
はないでしょうか?

政府の考えは、将来的には、日本国が諸外国とうまくやってゆくという
ことは結局、民間がやろうとしていることとほぼ同じに帰着する、とい
うか、それしかやれないだろうと踏んでいるものと思う。そうであるなら
ば政府を小さくして民間を相対的に拡大するのもまたありなん、こう考
えているのではないか。

> 公明自民党が自由勝手に使いたい金とは、例えばイラク派兵費用、
> 或いは、恩をきせながら買収を目的とするODA。

この点についてですが、「恩を着せながら」とは仰いますが、それはそ
れでおかしいことではないでしょう。むしろ、もっともっと「恩を着せる」
べきではないでしょうか?相手が大人である限りは「着せ」られてどうの
こうの言う方がおかしいのであって、日本国の問題ではありません。
彼らの問題です。子供なら別ですがね。

> ところがイラク問題では、ニューヨークタイムスが本格的なブッシュ批判を
> やりだした。さながら、ベトナム反戦前夜の様相を呈してきている。
> また、諸外国、特にアジア・アフリカでは、日本のODAにつき、
> とっくにその下心を見抜いていて、日本に対しては心の中では半ば軽蔑気味である。
> その点、「困ったときはお互い様」という情が籠もっている中国の対外援助とは、
> 際だった違いを見せている。

中国のやりかたには情けが篭っていると仰いますがわたくしにはそう
は見えませんね。これはかなり主観的なことのようです。ないものは
出せないというのが本音らしく、種々他に援助を請う立場のものが堂
々とは言えないというのも有るかもしれませんから。

> 公明自民党の首脳達は、街頭で熱弁を奮えば、国民は騙されてくれるだろう、
> と、たかをくくっているのではないか。今次総選挙の帰結は、
> そうした公明自民党の尤もらしい“熱弁”に騙されるか否かにかかっている、
> と言ってよかろう。

騙されるのであればまずいでしょうが、むしろ、国民は、「熱弁」を聞いて
どうのこうの言うのではなく、前もってそれらとは無関係に国民自身の考
えを持つことができれば、惑わされることも無いでしょうね。

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太宰 真@URAWA