《野中さんは国内政治では誰も認める傑出した政治力》

野中さん。
野中さんの国内政治における力量、人間的魅力は良く知っています。

古くは松本サリン事件だ。
被害者として濡れ衣を着せられた河野さんが『国に対し怒りの会見を求めて』
大臣に会った。
会見後、河野さん、さぞかし怒りをあらわにしていると思いきや?
なんと?
晴れ晴れとしてすがすがしいような様子。
大臣だった野中さんが人間力で『丸め込んだ』『納得させた』わけだ。
この政治家としての力量ね。

すばらしいものだった。

その後も、反本土に湧き上がる沖縄にたいし、高校野球が全国優勝したのを捉えて沖縄に乗り込むなどして、見事沖縄県民を懐柔した。

有珠山噴火の被害では旅館がやっとの事で営業再開にこぎつけると、野中さんは団体客を率いて駆けつけ勇気つけた。

最近では、北海道の小物政治家がマスコミに不当に叩かれて失脚に追い込まれると、自らもキッパリ議員を辞めて『お前だけに責任は押し付けない』とばかりに男の友情を演出した。
半端な議員には絶対に出来ないことだ。
これにより、かの小物議員、いかに奮い立ったか、手に取るようにわかるというものだ。 


このように情に厚い政治家が野中さんだ。
国民の機微に触れすばらしい政治をなさった。

これらはマスコミに出た事で知られるが、ほんの一端にすぎないだろう。
野中さんは国会議員として傑出の政治家だったといえる。

国内政治では傑出した政治力を持つ政治家だった。


《国際的常識ゼロ、感情で外国に蝶略される欠陥政治家。》

が?

野中さん。

これもそれも、国があってのことでしょう。

野中さんが情に厚い政治家である事は良くわかるが?
これを、外国に当てはめ外国に利益を与えようとするからおかしくなるのです。

歴史的に競争者として振舞う周辺国に、愚直にも国内政治的対応するのが野中さんだ。 

外国としのぎを削る国際化時代、国内政治と対外政治のけじめが全く付かない。

しかも利益を与えようとするとき、明らかに事実に反することでも平気でいい、何とかこぎつけようとなさる。

国際的常識ゼロ、感情で外国に蝶略される欠陥政治家が野中さんだ。