一時、民主党の菅さんが高速道路の無料化を言ってましたけど
単に選挙目当てだけに言うんじゃなくて真面目にそれに伴う
関連地域の経済発展効果を試算して政策として打ち出したらどうよ?

何も儲かってる高速道路まで無料にすることはなく、そこはそこで
収益をあげといて東京湾横断道路や明石海峡大橋のようなもっと利用を
増やすことによって地域の経済発展を促すという政策的な観点から
無料にすることでもたらされる経済波及効果を換算して運賃分のマイナス
を補うに余りある経済波及効果があればやったら良いと思います。

別に高速道路に限らず、北総開発のような馬鹿高い運賃で地域の活性化
を阻害しているようなところも何とか知恵を出して運賃を値下げさせて
もっと沿線が経済発展するようにしたら良いのではないでしょうか?

とにかく、小泉内閣は庶民感覚が0で、どうでもいいような経済的に小さな
効果しかない小手先の政策しかやってませんから、経済政策としては
ほとんど目に見える成果は出ていないので、小泉後の次の政権は
もっと実質的な経済政策をとってもらいたいってことが言いたかった
わけです。

利用が少なくて無駄になっている巨大建造物はそれこそ公共財として
有効利用させるべきです。そうするためには財源が必要になってきますが
優秀な人は何人もいるでしょうから知恵を出して有効利用されながらも
庶民の公共の利益を最大にしつつ経済波及効果も大きいといった
スケールの大きい大胆な経済政策を打ち出してほしいものです。

我々庶民から見て、

「あれはもっと安ければ利用者は増えるのになぁ」とか

「無料になるなら土地を買ってそこから通勤するんだけどなぁ」とか

そういった感覚がお坊ちゃん2世議員には全くありませんから
どうしようもないんですよね。金は誰かが出してくれるからそういった
経済観念がお坊ちゃん2世議員には育たない。

庶民感覚がわかりながら無駄に作られた公共財を大胆に有効活用
させるビジョンを国民にわかりやすく示せる政治家が期待されます。

もちろん、無料にする分、財政支出も増えますがその分を経済発展に
伴う他の部分から成功報酬として国に還元できる仕組みを同時に考える
必要はあるでしょう。そこらへんは優秀な人材が官僚に限らず様々な分野
にいると思うので、政策を募集したりして知恵を出し合ったら良いと思います。

何よりも経済政策において大胆な発想が出来るスケールの大きい人が
総理になってほしいなぁ。(いるのかなぁ?)