与謝野議員「思想の違い。自民党内の社民なるものと市場原理主義との違いが明らか
になった」
小林議員「郵便局はすべて赤字。 基金で維持すると言うが1兆円で出来るのは1000
局。
これで全国にある2万4千も局を維持できるのか。 この小学生でもわかる疑問に政
府(竹中大臣)は答えられないんだから、出鱈目のどうしようもない法案である事は
明らか。」「今回投票で数十人は裏切った。(懇話会で語らせれば)皆反対というの
に、本当に情けない。参議院は反対派が多いからこの勢いで当然否決される。(否決
で衆院解散したって、参議院で否決されれば同じ)」
和田・三反園キャスター「衆議院で薄氷だからと言って、参議院で通らないかと言え
ば、そうでもない。隠然として権力を持ってる青木参院幹事長が賛成派ですから。」
森田(政治評論家)「首相はこれから、この勢いをそぐために、靖国参拝とか視点を
そらすような行動に出るかもしれない。」

(一方)…今日、衆院通過を手土産にサミットに飛び立つ首相。 
昨日、(朝刊で、反対派牽制のために賛成大半という既定路線を白々しく主張し、)
「今日通過の公算大」と報じた朝日新聞。

(郵政が景気や年金と直接結びつくなら誰しも興味も引くんだろうが、)
どうも、こっちのほうが引っかかる。









"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
news:daetk0$kul$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  郵政民営化法案は衆院通過とはいえ、わずか5票差という際どい結果であった。
こんな僅差は前代未聞だ。棄権、欠席14票のうちわずか6票が反対投票すれば、否決
されたのである。
>  自民党執行部が、「反対議員は厳重に処罰」「否決なら衆院解散だ」との脅しを
かけ、自民党の選挙用下駄、公明党までもが「反対派は次の選挙では推薦しない」と
の威嚇がありながらも、この体たらくなのだ。
>  参院自民党幹事長の片山氏が、この郵政民営化法案について「小泉さんの初恋の
人とのデ−トにいぶしぶ付き合っているようなものだ」とうまいことを言ったが、執
行部や公明党の脅しの怖さで、いやいや賛成にまわった自民党議員も多かったはずで
ある。
>  自民党執行部は、薄氷を踏む思いで胸を撫で下ろしているのだろうが、逆にこれ
で勢いついたのは反対派だ。
>  これだけ造反議員が出れば、処罰も出来にくくなる。まして、決戦の舞台が解散
のない参院に移れば、衆院で善戦した勢いに乗って、遠慮なく反対の意思表示をする
自民党議員も増えるはずである。
>  小泉内閣の命脈は、郵政民営化法案の参院決戦で尽きる可能性は高くなってきた
とみるべきであろう。
>  村上新八
>