鈴木です

Yoshitaka Ikeda さんのメッセージ:
> Keiichi Inoue <sanremo@anet.ne.jp> writes:
[snip]
> システム標準のものは、日本語扱ったときに画面が崩れがちなので使ってません。
> sshで別のマシンにログインしてemacsつかってもちょっぴり画面が崩れがち
> なのでTerminalの設定の問題だと思いますが。

自分のところは,Jaguar のときは画面が崩れがちでしたが,
Panther にしてからずっと安定して使えています。

さらにいえば,
少し前,late 2001 の iBook を,実験機 (= 人柱マシン) から
OS X 10.2.8 をクリーン・インストールして Jaguar 動態保存機
に種別替え :-) したのですが,昔とちがってやはり非常に安定
していることに気付きました。

~/.emacs として現行のものを流用するときの問題として,
Panther と Tiger では Terminal の環境変数 TERM の値が
xterm-color ですが,Jaguar では vt100 です。構文ごとに色分け
する設定が vt100 では効かないので,~/.bashrc と ~/.zshrc で

alias emacs='TERM=xterm-color emacs'

として間に合わせたのが良かったのかもしれません。間に合わせと
いいましたが,Jaguar の Terminal でもこれで色分けができます。
当時は気付きませんでしたが,隠し機能として xterm-color 同等と
いうわけです。画面が崩れないようになったのは,xterm の,より
効率のよいエスケープ列を利用するようになったから...かもしれま
せん ?_?)

Jaguar 特有の設定としては,たった1行,~/.emacs の先頭で

(set-input-mode t nil 0)

を入れています。

Terminal の設定は,ファイル名を素直に表示できるように UTF-8 に
しています。UTF-8 なので Mule-UCS を使っています。

Tiger についていえば,
先月ポストした <d5j4a6$n1q$1@t-nwall01.odn.ne.jp> に書いたように

> * 「ターミナル」の「ウインドウ設定」で emacs のために必須のもの:
>         エミュレーション: 「非ASCII文字をエスケープする」を外す。
>         ディスプレイ: 「ワイドグリフは2桁とカウントする」
>                        Monaco 10.0 pt. → Osaka-等幅 (14.0 pt.)
> 
>    Monaco では日本語文の末尾 (の句点) が表示されないことがある
>    (なんとなくフォントの幅計算がうまくいっていない雰囲気?)。
>    Jaguar, Panther では Monaco でも可だった。「テキストエディット」
>    で Osaka-等幅 にすると幅がそろうことと関係あるかもしれない。

のように Osaka-等幅 を使っています。

今,ざっと思い付くのは以上です。特に何もしなくても,日本語も
インライン変換,各種ラテン文字の入力もシステム標準の option
キー方式で OK,という点で便利です。

-- SUZUKI Hisao -- Nenio malesperenda!