EBATA Toshihikoどの <ebata@nippon.email.ne.jp> の記事、
<42aacb8e$0$974$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> にて...
>
>ネクサスのDVDはありがちな4話ごとの収録なのですが、全37話って最後のDVD
>はどういう収録にするのかな。

7巻まで4話収録、あとは3話収録で全10巻、37話ってとこでしょう。

>・そこへ復活のガルベロスが乱入。

長持ちが特徴の赤ネクサス編怪獣の中でも、いちばんヘタレ。
威勢良くでてくるのは良いが、毎回はなから有効打撃をくらって
キャーキャー悲鳴上げるし。

ま、このシリーズではいちおう初(?)の「2大怪獣で挟み撃ち」を
実現させて盛り上げるというのと、吊操演怪獣のメガフラシでは
できないアクションをさせようというセレクトで、アクション
シーンとしては、成功してますよね。

それだけに、

>  メガフラシはバニッシャーで一閃。

これはあっけなすぎた。

>・撃破された2体が粒子になってアンノウン・ハンドに吸い込まれると、合体
>  (?)ビーストが出てきたところでつづく。

で、結局最強怪獣はタイラントやグランドキングの類ですか。
このことと、

>夕日をバックに街中でロングショットで怪獣プロレスを展開、って別に怪獣自
>体が昔に戻らなくても、十分昔に戻ってた気がします。

このことから、やっぱり円谷の怪獣アクションは、たぶんマックスで
やるであろう、あっち方向(昭和ウルトラマンのテイスト)の
ストーリーに向いてると思うわけで。

ウルトラマンに「ヒロイズムと表裏一体にある悲壮感」を語って
ほしくなかった。

というか、「それ」って、観たものがあとから自分で気付く
べきものだと思いたい。
クサいものにフタをしようと言うのではないですよ。
「わざわざ見せんでもわかるわい、ナメんな」といいたいのです。

さもなければ、これまでには石森流の見せ方があったけれど、
それはライダーや009の仕事。

しかも、前回の香織子さんのせりふで、ウルトラマンの存在に
甘える我々という、シリーズを通して(おちゃらけて堕落した
タロウとかの時代でさえも)「それではいけない」と
否定しつづけてきたことさえも「願い」の一言で肯定して
しまった。

やっぱり、ネクサスって、だめ。いや、ウルトラマンで
なかったならば、話は別かもしれないけど。

あと2回、せめてあのダークな世界なりのハッピーエンドに
なることを願いましょうか。
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渡辺正誓でした。
penonya@nifty.com